2020年12月30日水曜日

1年を振り返り、翌年を迎える準備をする方法

こんにちは。スタッフひかりです。2020年も終わりですね。皆さん本当にありがとうございました。

昨年まで大学生だった私にとって、今年は社会人になって初めて迎える年末〜新年です。私の中で例年と大きく違うところは、この時期に「一年を振り返る」という作業を人生で初めてきちんとやっていること。ありがたいことに、Co-Edoでも1年を振り返り、来年へつなげる作業をする機会があったので、今回はそのことについて書こうと思います。

なぜ今まで年末に振り返り作業をしてこなかったのか

さて、本題に入る前に、なぜ今まで私が振り返り作業をしてこなかったのか、ということですが、それは、10代の終わりからいつもこの時期は忙しすぎて年末年始どころじゃなかった!から笑。

私は高校〜大学まで、音楽科で作曲を専攻していたのですが、高校入学から大学を卒業するまで、毎年2月に作品の提出があったため、ずっとこの時期は家に缶詰で作曲をしていました...(トホホ...)

また、これは音大生&音楽家のあるあるだと思うのですが、秋〜年末はとにかく演奏会が多い!!!ということで(なぜかと言うと芸術の秋、クリスマス、年末の第九など、クラシック音楽のイベントが盛りだくさんなのですよね)本番、本番、本番...と、1年の振り返りどころではないスケジュールであることがいつもの年末でした。詰まるところ、忙しさにかまけて1年を振り返るということまで気がまわらなかったのですね。

今年は大学を卒業したことと、COVID-19の影響で演奏会が開けないため、初めて年末の空気感を感じることができています。こんなに演奏会が無い冬は、恐らくもうしばらくはやってこないような気がするので笑、今年はきちんと1年を振り返り、「区切り」をつける経験をしたい(あわよくば習慣にしたい...)と思います。1年を振り返るということは、自分を振り返り、自らと対話することになるでしょう。それは、セルフケア(自分を思いやること)にもつながると思います。

七味五悦三会

さて、先日、年内最後のMCA(Master of Co-Edo Administration)を開催しました。年内最後ということで、受講生からは「今年を振り返りたい」という声があり、弘治さんが2つの「今年を振り返るメソッド」を教えてくれました。どちらも私は初めて知ったものでしたが、自分を振り返り、自分の内面を見つめ直すのにうってつけだと思ったので皆さんに紹介させてください!

1つ目のメソッドは『七味五悦三会です。これは、江戸時代、庶民は除夜の鐘を聞きながら「七味(ひちみ)、五悦(ごえつ)、三会(さんえ)」を家族で話し合ったというもので、この一年間、初めて食べる美味しいものが七つ、楽しかったことが五つ、その年に初めて会って嬉しかった人が三人いれば、「今年はいい年だったねえ」と喜び合うという風習です。

「振り返りをしよう」と聞くと、なんとなく自分のできなかったことや反省点ばかり出てきてしまうのは私だけでしょうか?自分の失敗や、人に言われて傷ついたこと、失敗した料理...笑...などは強烈に記憶に残るので忘れないものですが、良かったことや楽しかったことは意外にも日常に埋もれていってしまうように思います。素通りしてしまいがちな良かったことに意識を向けて、コミュニティの中で共有し、承認し合う。自分が暖かい気持ちで1年を終わらせられるのはもちろん、その暖かさをその場にいる人たちと分かち合えるのがとってもいいなと思いました。

今回のMCAではメソッドの紹介だけで、実践はしなかったのですが、大晦日に私もCo-Edoとは別の仕事の仕事場でやるつもりです。(ええ、大晦日も仕事です。エッヘン)

2020年満たされたニーズと2021年満たしたいニーズ

2つ目のメソッドは、2020年満たされたニーズを振り返り、2021年満たしたいニーズに思いを馳せるというものです。

必要なものは『NVC』のニーズシートのみ。やり方は以下のとおりです。
①NVCのニーズシートを一人一枚用意し、今年を振り返りながら満たされたニーズをチェックしていきます。
②特に満たされたものを数点(今回は5点でやりました)発表します。
③お互いの満たされたニーズを共有し、味わったら、今度は来年満たしたいニーズにチェックをします。
④特に満たしたいニーズを発表します。

「今年を振り返ろう!」と漠然と思っても、方法を知らないと、一体何から振り返ったら良いのか...と、戸惑うこともあるのではないでしょうか。このメソッドだと、ニーズシートに沿って行うので、やり方はとっても簡単です。しかも、NVCを知らなくてもできちゃいます!
しかし、1つ1つのニーズについて考えていくと、思いのほか、自分と深い対話をすることになります。私は最初、やり方を聞いた時に「とっても簡単じゃーん!これならすぐ選べる!」と思ったのですが、実際やってみると、「このニーズは、あの出来事によって、今◯パーセントくらい満たされているな」という自分との対話が始まり、自分が思っていたよりも選ぶのに時間がかかりました。
また、来年に思いを馳せるときも「やりたいこと」ベースだと、あれもこれも...とたくさん出てきてしまう私にとって、ニーズに絞られたこの方法だと、思考を整理しながら、冴えた状態で考えることができて良かったです。

私が2020年特に満たされたニーズは、
・コミュニケーション
・コミュニティ
・平等
・頭を整理すること
・選択
この5つです。

2020年の1番満たされたニーズは「コミュニティ」でした。
なぜかというと、今年はとにかく人間関係が快適だったからです。学生が終わり、自分が属するコミュニティを自分で選べるようになったということと、Co-Edoで働き始めた影響が大きいと思います。
今まで、私は不健康な人間関係に無理にしがみついて頑張ってしまうことが多かったのですが、そういうものを手放すことが怖くなくなったというか、不健康な人間関係を手放しても「私は私が良いと思うことをやっていける」と肯定できるようになりました。それは、Co-Edoで働き始めたことによって、新たな学びがある日々に私が夢中に、そして必死になっていたからだと思います。それまで不健康にしがみついていた人間関係にコミットメントする暇が、良い意味で全然ありませんでした。また、Co-Edoでスタッフ皆さんと出会えたことも私にとって大きな喜びでした。いつ会っても、「こういう人になりたい」と思わせてくれる人たちです。自然といい影響を受けられる場所に居られることに本当に感謝をしています。そして、私もいい影響を与えられるようになりたいと思うようになりました。


もう1つ、「コミュニケーション」というニーズにチェックがついたことに自分でも驚いています。
今年は『NVC』に出会ったことで、コミュニケーションを取ることへの不安が減ってきているなと思っています。詳しくは2つ前の記事で書いていますが、今までの私だったら「コミュニケーション」にチェックが付くことは考えられませんでした。なぜかというと、「人を傷つけたくない・失望させたくない」という気持ちが強すぎて、話すときに「一体どんな言葉を使えば相手の気分を害さないだろうか...言葉が出てこない...言いたいことがいつも伝わらない...訂正もできない...」という状態に陥ることが多くあるからです。自己内省をすることは大好きなので、自分の気持ちにつながるところまでは、ここ数年で、ある程度は自力でできるようにはなっていました。しかし、それを表現するのはいつも困難だ、と思っていたところで『NVC』に出会い、希望が見出せているところです。

満たされたニーズを味わったら、今度は2021年に満たしたいニーズをあげてみます。
思いやり
配慮/気遣い
空間・余裕
喜び
ユーモア
創造性
私の場合はこんな感じになりました。

「思いやり」「配慮/気遣い」「空間・余裕」は、もっと周りに配慮のできる、周りが見える人になりたいという思いからです。仕事の進め方でも、今やっていることでいっぱいいっぱいになって、周りや先のことが見えなくなりがちなので「よく見ること」に気をまわしたいと思います。NVCを学びながら、コミュニケーションの取り方も、相手に寄り添えるようになりたいです。
また、自分を思いやることも訓練していきたいと思います。今年は与えてもらったことを消化しようと頑張ることが多かったので、かなり寝不足の日々を送っていました。心をすり減らしてくるシステムや人から自分を守れなかったり、許せないことを飲み込まざるを得ないことも多く、それらは私の心身にあまり良くない影響があったと自覚しています。来年の年末は「自分がとても大事」だと言えるようになりたいです。なぜなら、「自分を大事にすること」は結局コミュニティにもいい影響を及ぼすのだと『NVC』で学んだから。

「喜び」「ユーモア」「創造性」については、来年は知識を詰めるばかりではなくて、感性豊かに生きていきたいという思いからあげました。私は、日々のどんな些細な出来事に心を震わせて生きていきたいと思っていて、それが自分のより良い表現活動につながると信じています。もしかしたら「七味五悦三会」を日々意識するのも有効かもしれないですね!

最後に

今年は、ほぼ初めて、このような1年の「振り返り」や「区切り」を体験しました。実際にやってみて、この「振り返り」や「区切り」とは「これは過去に置いていこう」「これは未来に持っていこう」という仕分け作業のようなものだなと感じています。今年は、恐らく多くの人にとって激動の1年だったのではないでしょうか。「区切り」をつけることによって、「悲しさや苦しさは手放して、学びを得て、新たな年に持っていく」ことを皆さんとやりたいです。「七味五悦三会」や「2020年満たされたニーズと2021年満たしたいニーズ」で家族やコミュニティの中で、ぜひ1年を振り返ってみてください。

そして、家族やいつものコミュニティの人たちと今年は会えないという方にオススメしたいのがこちら。『満たしたニーズを記録するWebアプリ』です。ニーズを選んで記録をし、必要に応じてURLを伝えてシェアすることができます。なんとこれを作ったのは弘治さん!!無料アプリなので気軽に使えるところも嬉しいポイントです。是非皆さん使ってください!もちろん、Co-Edoに来てシェアするのも大歓迎です!


最後に。今住んでいる家にテレビを置いていないこともあり、私はよくポッドキャストを聞くのですが、この間、いつも聞いている番組『こんにちは未来』で『NVC』のことが取り上げられていたので、シェアをして終わろうと思います。(『NVC』は『第51回 ジェンダーの話をしよう』で触れられています。)

皆さん、今年は出会ってくださり、本当にありがとうございました。来年も共にによい光に向かって進めますように。





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2020年12月11日金曜日

自分への思いやりを持つこと

こんにちは。スタッフひかりです。前回に引き続き、『NVC』に関連した話題でブログを綴っていこうかと思っています。書籍『NVC 人と人との関係に命を吹き込む法』の第9章に、「思いやりを持って自分自身とつながる」という項目があります。何回か前のCo-Edoの『20時過ぎのラジオ』でも話題に上がっていたこの内容ですが、私も考えさせられることがたくさんあったので、今回はこのトピックで、少し自分のことを書いてみようかと思います。

自分を好きになりたい

ここ数年、私はずっと「自分を好きになれない自分」と戦っているような気がしています。自分の見た目や能力、そして言動に満足できず、今のままの自分を受け入れることがすごく難しい。その気持ちは一体どこから、どのようにして形成されたのか、今回自分の過去を振り返ってみると、おそらく高校生くらいから、自分を好きになれない傾向が強くなっていったような気がします。

私は、高校を芸術系の学校の音楽科に通っていたのですが、当時、同級生たちの特別な背景がすごく羨ましかったのを覚えています。彼らは楽器が上手なのはもちろん、雨の音までドレミで聞こえる精度の絶対音感を持っていて、長期休みには年に数回、海外の音楽セミナーに行き、両親や親戚に著名な音楽家や芸術家がいて、幼少期から特別な音楽教育を受けてきている、それは私には一生手に入らないものに思えました。彼らの特別な一面を知るたびに、自分の何かを奪われたような苛立がありました。運動部に明け暮れていた自分の中学校生活を後悔し、特別な音楽教育を受けさせてくれなかったと、両親を恨んだりして、苦しかったことを覚えています。

しかし、彼らと親しくなるにつれ、彼らが特別になる過程がわかって、とても尊敬するようになりました。彼らのことをよく知らないうちは、努力と結果だけがハイライト的に見えてしまっていたのでしょう。彼らの努力や苦労話を聞いていくうちに、それは私にはできないと思うことがたくさんあり、羨ましさよりも尊敬度の方が勝っていくようになりました。
私の生まれは特別ではないけれど、特別な人と一緒にいれば、彼らの視点を得ることができるし、それが私の世界を変えるような気がします。だから今でも私は音楽をしているのかもしれません。大切なのは彼らと自分を比べるのではなくて、彼らが見ているものを見ることなのだと、高校3年間で体感した私ですが、それでもやっぱり、「周りのみんなが普通にできている(ように見える)ことがなぜ自分はできないのだろう」と、人と自分を比べて落ち込むことは今も多いです。そして、できない自分がどんどん嫌いになっていってしまう。そのループにはまると、精神的に辛くなってくることが多いです。

『NVC』からの学び

『NVC 』の第9章の中に以下のようなことが書いてあります。
「自分自身を非難するより、自分が必要としていることが満たされているか、どのように満たされているかといった視点で自らを評価することを学んだ方が、得られるものははるかに大きい」

今まで、私の周りにはすごい人がたくさんいて、自分も同じくらいすごい人になっていないと「ここに存在していてはいけない」ように心のどこかでずっと思っていました。今、自分が欲しいものや、自分がやりたいことに目を向ける前に、「自分の周りのすごい人だったらどうするか」「どういう選択をしたら自分もすごい人と同じ土俵に立てるか」そんな目線で物事を捉えてきたことをすごくすごく認識させられます。自分が必要とすることがどれくらい、そしてどのように満たされていて、満たされていないのか。そもそも一体、今自分は何を必要としているのか。『NVC 』のこの部分を読んで、私は私自身のことを考えても良いのだと認識した時、なぜかすごく安心して、肩の荷が下りたような気持ちになりました。と同時に自分の弱い部分を抱きしめるような感覚を覚え、これが自分を許したり、思いやることなのかもしれないと実感しているところです。

自分を好きになるには、「良い(と他者に思ってもらえる)人」になれば、「すごい人と同じ土俵に立ち続ければ」自然となれると思って、私はずっと頑張ってきました。そして、そんな私を評価し、賞賛してくれた人も今までたくさんいて、それにはとても感謝しています。しかし、私は頑張り続けても一向に自分を好きにはなれず、もっともっともっと...頑張ればいいことがある、いつか楽になれるとそんな風にしか自分保つことが難しくなってしまったように思います。自分を思いやるということも「頑張った自分にご褒美をあげる(だから頑張る)」とか「時には頑張る自分を甘やかすことも必要(でも甘やかしたらその分頑張る)」とか、そんな風に何かの「見返り」としてあるものだと、正直、どこかでそう捉えていたように思います。

自分を思いやるとは


私にとって「自分を好きになる」ということは、今まで思っていたことは正反対のこと、つまり、自分の弱いところを無くすのではなく、自分の弱いところはそのまま抱きしめることなのではないかと、そんな気付きがありました。そして、強いところはさらに強くしていく。

そう考えると、私にとっての「自分を思いやる」とは、やる気が起きない日に何もしない。ジャンクフードを食べる。コーヒーとアルコールをガブガブ飲む。徹夜、寝坊、遅刻、サボり。化粧とお洒落を忘れる。家にこもる。書けない。うまく喋ることができない。人前で間違える。失敗する。誰かを傷つける。不安や緊張に囚われ、落ち込み、泣く。それでも毎回何度でも自分を許し、何度でもやり直し、生きることを選択し続けることなのかもしれません。
そして、自分を好きにならなくてもOKだと、そう思うことなのかもしれません。というか、自分を好きだとか嫌いだとか、そんな二元論で考えるよりも、私は今日も存在していることを大切にしたいです。

最後に

自分が必要とすることがどれくらい、そしてどのように満たされていて、満たされていないのか。そもそも一体、今自分は何を必要としているのか。自分とつながるために、『NVC』の提唱者であるマーシャルは、「あなたの人生において、やっていても楽しくないことはなんだろうか。やらなければならないと自分に言い聞かせながらやっていることをすべて紙に書き出してみよう」と書籍に中で提案しています。私も、今年が終わるこのベストタイミング(?)で、自分を思いやるために、このリストを作ってみようと思っています。みなさんも、もしよかったら作ってみてください。そしてやってみた感想や、気付きなど、是非シェアしてもらえたら嬉しいです!






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2020年11月25日水曜日

NVC(非暴力コミュニケーション)を学びはじめました!

こんにちは、スタッフひかりです。みなさんはCo-Edoのオーナー弘治さんとスタッフ丸ちゃんが毎週金曜に配信している『20時過ぎのラジオ』はご存知ですか?まだの方はCo-Edoのフェイスブックから聞けるのでぜひチェックしてみてください!

最近の『20時過ぎのラジオ』で話されているトピックは、『NVC』についてです。『NVC』(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)とは、1970年代に、アメリカの臨床心理学者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって体系化され、提唱された、自分の内と外に平和をつくるプロセスであり、双方が満たされることを目指したコミュニケーション方法です。私もこのラジオを聞き始めてから、NVCに興味が出てきて、1週間前から『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版』を読み始めました。

自分はコミュ力がある方だと思っていたけれど...

以前、弘治さんにNVCを紹介してもらった時に、彼が話していたことをよく覚えています。それは、「若い世代の人はコミュニケーションを取ることに比較的困っていないから、NVCに興味を持つ人が、それより上の世代に比べて少ないと思う」といった内容でした。私はこれを聞いて、「確かに自分もコミュニケーションを取るのは得意な方だものな〜」と、なんとなく思ったことを記憶しています。それは、普段接客業をしていることもあり、初めて会う人と話す機会が多いことと、今まで私は、大学や職場などで意識的に「社交的で明るく」振舞うことをしているからです。しかし、この本を読んでいるうちに、実は「自分の気持ちや自分が欲しいものを人に伝えること」に対しては、なんとなく苦手意識を持ち続けていることを思い出しました。『NVC』では、「自分の本当の気持ちを言葉にして、自分が欲しいものを人に伝えること」こそがコミュニケーションだとされています。これを踏まえて自分を振り返ってみると、 実は私って人と話すことやコミュニケーション取ることに困っていたのかも...と ハッとさせられました。

そういえば、ちょうど20歳くらいの時に「自分はこうあるべきだ」という価値観に囚われて、そうなれない自分を恥ずかしく思い、失望し、精神的に辛くなってしまった時期がありました。思い返してみると、その時期が特に「自分の気持ちや意見」を出し辛かったような気がします。人前で何か意見を言おうと思っても、「相手に認められるような良い意見を言わなきゃ」と緊張してしまい、結局何も言えないことが続いていました。終いには自分が辛いということすら言葉にできなくなり、いつもなんだかしんどいと思うようになってしまいました。

この状態を何とか脱却したいともがいた私は、「自分はこうあるべきだ」という価値観は、一体どこから来ていて、それは誰からの期待なのだろうか、ということに疑問を持ち、問い直すことを始めました。その過程で、私は、人は生まれた時から、社会から様々なラベルを張られることを認識します。ラベルは人々を分断してきました。男/女、日本人/外国人、健常者/障害者、常識人/変人、白人/有色人種、健康/不健康...

私は、これらの二項対立的なラベルに自らを当てはめにいき、この枠組みの中で「正しい人」や「勝ち組」を目指していましたが、目指せば目指すほど、これに当てはまらなかったり、不安定だったりする自分を受け入れられず、排除しようとしたり攻撃しようとしたりするから辛かったのだと気づきました。これらの枠組みを疑い、問い直すことを始めたら、この世に正解や不正解だなんてことは無いのではないか、物事はもっとグラデーションで多面的であるのではないかと考えられるようになり、今は少しずつ、自分の「こうあるべき」を解いていき、自分を許したり、労ったりすることを試みています。

その積み重ねの結果、最近は精神的に健康になれる時間が増え、自分の意見を言うこともだんだんとできるようになったし、人前では明るく振る舞えるようになったけれど、一方で、自分は本質的には自己開示が苦手な、内向的で暗い人間だとずっと思っていました。だから、今でも自分の気持ちを話すのが苦手なのだと。でも、人前で社交的に振舞える自分は「コミュニケーションを取ることに困っていない」と本気で思っていたので「コミュニケーションを取ること」と「自分の気持ちを表現すること」は別のこととして認識していたのかもしれません。本当はコミュニケーションが取れなくて困っていたのに、原因は他にあると思い込んできたことがたくさんあるような気がしています。

NVCは表現方法を教えてくれた

「自分の気持ちを表現するのが苦手」なのは、自分が取るに足らない人間だからではない、ということにはたどり着けた私ですが、その原因の根本は、自分に自己開示が苦手な、内向的で側面があるからなのかもしれないとここ数年は思っていました。けれども、実はただ単に「表現方法を知らなかった」だけなのかもしれないと、この本を読んで気がつき、目からウロコがボロボロ落ちてきます。

自分が社会から貼られたラベルに気がつき、それを徹底的に剥がしたいと思った時、私は他人をこのラベルに当てはめるようなことはしたくない、誰かを勝手な判断で評価したり、決めつけたり、価値観を押し付けたくないと思うようになりました。それから、ここ数年は自分が使う言葉や表現にすごく配慮をしています。しかし、使いたくない言葉や表現はあるけれど、では実際、具体的にはどんな言葉を使って話したらいいのか、話す前に悩むようになってしまい、以前とは違った意味で言葉が出なくなったり、言いたいことが言えなかったり...。当たり障りのない会話しかできないことが増えてしまっていることにもどこかで気づいていました。でも、正直な気持ち、自分が使う言葉や表現にすごく配慮をしたいと思っているからこそ、そのせいで当たり障りのない会話しかできなくなっていることをあまり認めたくありません。そんな私に『NVC』は明確な表現方法をシンプルに教えてくれました。今までは、「この言葉は使わないようにしよう」とか「この表現はダメだ」とか、そういった「〜しない」という思考や選択をしていましたが、『NVC』を使うと「共感しよう」や「感情を言葉にしよう」といった「〜しよう」という考え方になるので、私はより能動的に言葉を発せている気持ちになり、自分に自信が持てるようになりそうです。

NVCを実践してみた!

最後に、『NVC』を実践してみてとても嬉しかったことがあったので、それを共有したいと思います。私は、普段、幼稚園児や小学生にピアノを教える仕事もしているのですが、生徒が、私がやって欲しいことを聞いてくれない時、私はどう声をかけたら良いのかわからず、困ってしまうことがよくあります。ただ、無理やり弾かせたり、強要することはしたくないので、結局私はいつも何も言わずにただ見守ることを選んでしまっていました。それでは時間だけがどんどん過ぎていくし、レッスンは進まないし...。
先日のレッスンで、いつものように先日私が「ここを練習しよう」と声をかけても、全然違うところを弾き出す生徒に、私は勉強中の『NVC』を試しに使ってみようと思いました。いつもだったら「なんでそこを弾いちゃうのかな?」と聞くところを、「今、〇〇ちゃんは先生が練習して欲しいと伝えたところと違うところを弾いているね。先生はそれを聞くと、練習して欲しいところをちゃんと〇〇ちゃんに伝えられているか不安になるんだ。伝わっているか確認したいから、なんでここを弾いているのか教えて欲しいな」と伝えたら、彼女は「自分が完璧に弾けないところは、先生の前で弾くのは恥ずかしいのだ」と私に教えてくれたのです!そこで私は、「なるほど、完璧に弾けないのが恥ずかしいと思っているんだね。教えてくれて先生は安心したよ。先生は、〇〇ちゃんの完璧に弾けるところを聞くだけじゃなくて、弾けないところを弾けるようにするお手伝いもしたいから、その部分を聞かせてもらえないかな?」とお願いをしたら、なんと弾けていないところを自ら弾いてくれるようになりました...!この日のレッスンは終始スムーズに進んだため、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。私は『NVC』の超初心者なのに...!
またこの体験から、今まで私は生徒が私の言うことを聞いてくれないのだと思っていましたが、生徒の気持ちを聞けていなかったのは実は私の方だったということにも気付かされました。

まだまだ私は『NVC』を実践し始めて数日しか経っていないのに、こんなに収穫があってとても嬉しく、これからもっと学びたいと強く思っています。スキルアップするのが楽しみだし、前向きな気持ちを持てています。コミュニケーションを取ることに困っている人にはもちろんですが、私のように「そうではない」と感じている人にもきっと、いまを生きる味方になってなってくれると思うので、ぜひ知って欲しいなと思います。
『NVC』に関するリンクを貼っておくので、よかったら見て、対話できたら嬉しいです。





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2020年11月11日水曜日

7つの習慣ボードゲーム会レポートとゲームの魅力を紹介します!

 こんにちは。スタッフのひかりです。
先日、11月6日に、スタッフで集まって「7つの習慣ボードゲーム会」をしました!は、『7つの習慣ボードゲーム』は、成功者の習慣を7つにまとめたビジネス書『7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー著』で書かれている、成功のエッセンスを体験できるボードゲームです。書籍『7つの習慣 』は有名なのでご存知の方も多いと思います。毎週金曜日の夜にCo-Edoが配信している『20時過ぎのラジオ』でも、度々話題に上がっているので、興味のある方はぜひラジオを聞いてみてください!




『7つの習慣ボードゲーム』の内容は、すごくざっくり言うと3〜6人でやるすごろくです。人生ゲームに少し似ているかもしれません。今回は、弘治さん、ともりん、みなみさん、まるちゃん、ひかりの5人でプレイしました。弘治さん、ともりん、みなみさんの3人は以前Co-Edoでプレイしたことがありましたが、まるちゃんと私は初めてだったので、ルールの説明などを含めながら進めました。ルール説明含め、5人でプレイをしてかかった時間は2時間くらいでしたよ。
ちなみに、私は『7つの習慣』はまだ途中までしか読んでいないのですが、それでもゲームは十分楽しめました!今回は、そんな私目線で、このゲームの魅力を紹介しようと思います。

競争ではなく、協力して進めるゲーム

これは、『7つの習慣ボードゲーム』をやってみて、私が一番面白いと思ったことです。複数人でやるゲームで、ゴールがあって順位が決まるものだと、勝つためには「他のプレーヤーを蹴落としてのし上がる」というような概念があったのですが、このゲームでは「自分の勝ち」だけを意識していてはゴール(ミッション達成)できません。
例えば、ゲームの中では「プロジェクト」というものがあり、これを受けると報酬として、ミッションを達成するために必要な「お金」と「信頼チップ」を手に入れることができます。しかし、この「プロジェクト」は1人では完遂することはできません。ではどうするか。他のプレイヤーに人材を派遣してもらえるように交渉をするのです!ここでは、取引相手の欲しいものを理解し、相手と自分の双方に利益のある選択肢をを考え出すことが求められます。この「プロジェクト」を通して、まさに第四の習慣「Win-Winを考える」の実践ができると思いましたよ!
そして、相手の欲しいものは、黙って様子を伺っているだけではわかりません。相手に尋ね、対話を重ねることで初めて見えてきます。この「対話を重視する」という空気がプレイ中に流れていたことは、私にとって心地が良いものでした。これはきっと普段の人間関係の中でも同じだと思います。私は、「相手がどんな人なのか」ということは、自分の勝手な解釈や他者の評価に頼らずに、自分でよく見て理解したいと思います。声を聞くことできちんと個人に向き合う努力を怠りたくありません。「対話を重視する」ということは、相手を尊重するための重要な方法だと私は考えています。




また、ユニークだなと思ったのがゲームを進める際に、自分の「情報を隠す」ことがあまりないことです。他のゲームだと、通常「他のプレイヤーには見せてはいけない(見られてはいけない)カード」があり、1人で秘密裏に(?)戦略を立てていくことが多いと思いますが、このゲームでは基本的に「隠さなくてはいけない情報」はありません(見せても見せなくてもいいカードはあります)。自分の情報を開示しながらゲームを進めると、他のプレイヤーからゴールに近づくためのアドバイスをもらえたりもしちゃいます。これは他のゲームではあまり経験をしたことがありませんでした。実際に1人で秘密裏に進めるより、情報を開示しながら他者と共有して進めた方が、悩むことが少なかったり、結果として早くミッションが達成できることを実感しました。悩むことが少なくなると、その分、考えることに多くのスペースを割くことができるからこそ、結果として早くミッションが達成できることに繋がるのだと思います。
また、情報を共有しながらゲームを進めていくと、だんだん自分が一番にゴールするのではなくて、自然と全員がゴールできることを目指すようになっていくのが面白かったです!

私たちは、決められた枠組みの中で競争をし、「一人勝ち」や「勝ち組」になることを求めがちですが、果たして、「一人勝ち」や「勝ち組」になれば満たされるのでしょうか?
そもそも「他者を蹴落として強者になる」といったような、決められた枠組み自体を、私は問い直したいとプレイをしていて思いました。

コミュニケーションが増える

先述したように、他のゲームに良くあるような「運」と「戦略」だけを考えていてはゴールできないのがこのゲームの特徴です。「プレイヤーそれぞれのニーズは何か」というのを対話しながらゲームを進めるので、自ずとコミュニケーションが増えます。
当初は個人個人でゴールを目指していくのかな、と思っていたのですが、ゲームが終盤に近づくにつれて、プレイヤーみんなでゴールを目指すような、そんな一体感を感じました。良いコミュニケーションが取れれば取れるほどミッション達成に近づくゲームだと思います。コミュニティのチームワークを育む目的にも、うってつけのゲームではないでしょうか。



次回の抱負

このゲームも「運」と「戦略」でのし上がるゲームなのかな、と当初は思っていたため、なかなか積極的にコミュニケーションを取りに行けませんでした。交渉をするということやコミュニケーションを取るということに、受け身になってしまっていたのが残念だった!もっとガンガン交渉して主体的にゲームを動かせたらきっともっと面白かったぞ!!と思うので、次回の課題にしたいと思います◎

『7つの習慣ボードゲーム』をもしやってみたいという方がいらっしゃいましたらCo-Edoで一緒にやりませんか?是非お声がけください!

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2020年11月3日火曜日

「第1回MCA(Master of Co-Edo Administration)」でのアイスブレイクを通して考えたこと

 こんにちは!Co-Edoに7月から参加しているスタッフのひかりです。これからブログで私がCo-Edoで学んだことや考えたこと...あれやこれやを発信していきたいなと思います。どうぞよろしくお願いします!


ここ数ヶ月の間にCo-Edoには私の他に、まるちゃんとサラの2人のnewスタッフが入りました。3人とも、もっとCo-Edoの歴史や、いかにしてCo-Edoというコミュニティが作られてきたのかが知りたいぞ!ということで...
新しく入ったスタッフ3人(ひかり・まるちゃん・サラ)とオーナー弘治さんで、「Co-Edoについての認識、及び、それぞれが目指す方向を揃えることを目的に、Co-Edoを運営していく上でのケーススタディをする勉強会」.......その名も『MCA(Master of Co-Edo Administration)』(みなさんお気付きでしょうか...そう、MBAを文字っているのですよ!笑)を定期的に開催することにしました。


記念すべき第1回MCAは、2020年10月30日(金)に開催されました。
初回のトークテーマは、アイスブレイクも兼ねてまずは「自己紹介」と、サラの「Co-Edoではイベントの利用もあるけれど、そもそもイベントって何?」という疑問から、「Co-Edoで開催されるイベントとはどういうものか」についてででした。

さて、何度か顔を合わせてはいるものの、実はお互いのことを深くは知らなかった私たち。アイスブレイクも兼ねて、弘治さんの提案の自己紹介メソッドを試してみました。これがシンプルなのに結構面白くて、単なる自己紹介に留まらず、自然とそれぞれの想いや深い話までもが聞けました。今回はこの自己紹介メソッドと、そこで話した内容から私が考えたことをシェアしようと思います。

自己紹介メソッドその1〜名前について語ろう〜

まずは自分の名前について語ります。内容は、自分の苗字について語っても、名前について語っても、名前の由来について語っても、名前というものに対して自分がどう思っているかについて語っても、名前についてなら何でもいいので語ろう、というもの。今回は、1人1〜2分程度ずつ話しましたよ。名前、と一口に言っても語ることは様々です。名前の由来について語る人、画数について語る人もいれば響きについて語る人も。他者からどういう名前で呼ばれること多いか、また、自分はどういう名前で呼ばれたいのか。漢字で書いた時の見た目の格好よさについて語ってくれた人もいましたし、自分の名前が気に入っていることについて語ってくれた人もいました。

それぞれの名前についてのエピソードや想いを、名前とセットにして聞くと、単純にすごく覚えやすいなと思いました。個人的な物語を通して認知することで、ただの記号だった名前に、それぞれの人格や考え、主体性、個人史、思考といった諸々の側面までもが滲むようになるので、きっともう忘れられません笑。ちなみに、今回は全員、漢字についてのエピソードも話してくれたので、私はみなさんの名前がどういう字を書くのかまで、バッチリ記憶に残りましたよ!

特に印象的だったのが、サラが「自分の名前の響きは日本でも海外でも通じるから、その点も気に入っている」と話していたこと。この発言を聞いて、私は初めて、名前には、その響きによって「〇〇人だ」と判断されかねない要素があることを考えさせられました。と同時に、私も名前の響きで「きっとこの人は日本人じゃないだろう」とか「きっとこの人は女性だろう」とか「この人は若い人じゃないかしら」とか、そんな勝手なフィルターを無意識のうちにかけていることに気がつきました。本人と向き合う前に、名前だけでそういった判断をしてしまうことはいささか高慢なような気もします。また、日本で生活する上で、私は「名前で判断されて困った経験」をしたことはなかったけれども、もし自分の名前の響きが「日本人らしくなかったら」「女性らしいものじゃなかったら」どうだっただろうかと考えてしまいました。みなさんはどう思いますか?

自己紹介メソッドその2〜家族について語ろう

次は家族について語ります。こちらは、自分の家族について語ってもいいし、そうではなくて、家族観などを語ってもいい。家族に関する話なら自由に何でもOKです。これは、海外の演劇の場面で使われているメソッドの一つだそう。日本は、劇団という形で同じメンバーで公演を重ねていくことが多いのですが、海外はプロデュースという形で毎回個人が集められて公演を行うことが多いので、自己紹介やお互いのことを知る機会が必須です。家族について語ることは、集められたメンバーが短期間でお互いのことを知るためにとても有効な方法として使われているそうです。
確かに今回このトピックで話してみて、1人5分程度しか語っていない今まで一緒に仕事をしてきただけでは見えてこなかった、それぞれの人となりや人間性といった、より個人的な部分に触れられたような気がします。

私は自分の実家や、家族と過ごす時間があまり心地の良いものにならない経験が多かったこともあり、「血のつながりが1番だ」とか「家族はなんでも分かり合える唯一無二の存在だ」のような認識に複雑な思いを抱いてきました。学生時代はずっと1人暮らしがしたいと思っていたし、社会人になり、実家を出たら、出る前よりも精神的に楽に過ごせているような気がします。自分にそういう実感がある故に、なんとなく、世の中のみんなもそういう思いをもっているような気になっていたのですが、今回、みなさんの「家族についての想いや考え」を聞くと、「家族が本当に大好きだ」とか「よく連絡を取る」とか、逆に「わざわざ頻繁に連絡を取ることはないけれど、お互いに心配はしていない」といったように本当に4者4様でした。特に、「家族が本当に大好きで何でも話せる」という家族像は私にとってすごく新鮮に映りました。そして、そう思える人間関係ってとても素敵だなと思いました。
家族のあり方はそれぞれだからこそ、血が繋がっていようがいまいが、自分が安心してありのままの自分で居られる場所、生きることを肯定しあえる関係、そんな場所や人を家族と定義したいと私は思います。

おわりに

さて、こんな感じで(?)名前と家族についてお互いに話しましたよ。お互いの人となりがにじみ出る、とても面白い自己紹介メソッドでした。シンプルで何も難しいこともないので、Co-Edo以外でも積極的に使いたいなと思います。

また、今回皆さんの個人的な物語を聞くことで、自分には無かった視点を得られ、そこから思考を巡らせることができました。個人的にとても良いなあと思ったのは、MCAではそれぞれが話すことに対して、否定や、勝手な評価をされることがなく、すべての考えを尊重する空気が常に流れていたことです。Co-Edoのスタッフは年齢も、Co-Edo以外でやっているお仕事も全然違う人たちが集まっています。違うからこそ、お互いを尊重し、良い影響を与えながら一緒にCo-Edoを盛り上げていけたらいいな、と思います。

皆さんも良かったらアイスブレイクに試してみてくださいね!また、ブログを読んでくださった皆さんについてもぜひ聞かせてください。Co-Edoでお話ししましょう〜!




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2020年5月29日金曜日

緊急事態宣言の解除および東京都の緊急事態措置STEP2への移行に伴い、Co-Edoのドロップイン営業時間を通常通りに戻します

本日、東京都の緊急事態措置についてSTEP2への移行が発表されました(6月1日 0:00AMより)
これにより商業施設にあたるコワーキングスペース茅場町 Co-Edoと、集会・展示施設にあたるセミナールーム茅場町 Co-Edo 3F 貸会議室の両施設とも、休業要請の対象から外れました。

それをうけ6月1日(月)より、どちらも通常通りの営業時間に戻します。
ひきつづき新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染防止を目的とし、一部の施策につきましては継続するものもありますので、詳しくは以下ご確認くださいませ。

また、今後再度の感染拡大が想定されるため、感染者数等の状況をひきつづき確認いたしまして、必要に応じてあらためて特別営業体制をとる可能性がありますので、あらかじめご理解のうえ最新の情報を公式サイト公式ブログでご確認くださいますようお願いいたします。


2020/06/01 〜 


① コワーキング利用(ドロップインによる一時利用)
通常通りの営業時間でご利用いただけます。(平日10時〜21時/土日祝10時〜18時)

② NewWork・OFFICE PASSによるコワーキング利用
通常通りの営業時間でご利用いただけます。(平日10時〜21時/土日祝10時〜18時)

③ コワーキング利用(回数券利用によるドロップイン・一時利用)
通常通りの営業時間でご利用いただけます。(平日10時〜21時/土日祝10時〜18時)

※ 暫定的に利用期限を(本来の90日間に関わらず)2020年8月末日までといたします(2020年6月30日までに購入した分に適用)

④ コワーキング利用(月額会員)
通常通りご利用いただけます。

⑤ 勉強会等のイベント利用
通常通りご利用いただけますが、イベント主催者の方はイベント管理サイト等の利用によりすべての参加者への連絡がいつでもできるようにしてください。(もしくはCo-Edoでの受付時に参加者の方に連絡先の記載をしていただきます)
パーティー形式のイベント等については、接触感染等に充分配慮のうえ開催していただきますようお願いいたします。

Web上で利用可能な「みんなのバーチャルコワーキングジャパン(みんコワ)」上で、オンラインのイベント開催が可能です。
開催希望の主催者の方は、ご相談ください。

⑥ 貸切利用(3F セミナールーム)
通常通りご利用いただけます。




運営にあたり配慮すること


引き続き、接触感染につながる可能性の高い箇所について、定期的なアルコール消毒の頻度を増やして実施していきます。(自動ドア・エレベーター等のボタン、扉の取っ手、共用するもの等)
品薄のため提供を停止している手指消毒用アルコールやマスク配布についても、入手可能になり次第再開いたします。
手指用消毒液(ビオレu 手指の消毒液)は6月7日より各階トイレに再設置しています。 ハンドソープとあわせてご利用くださいませ。
厚生労働省はContact Tracing(接触追跡)が可能なアプリケーションを6月中を目処に開発しているとのことです。それが普及するまでは、ひきつづき、万が一クラスターが発生した際に接触経路をおえるよう連絡先の記入を継続いたします。

また原則的に換気のため窓を開けっ放しにしたいと考えています。天候次第では閉め切ることもありますが、いずれにおいてもご理解・ご協力をお願いいたします。


再び感染拡大が起きた場合


新規感染者数・感染経路不明率・政府や地方自治体の方針・社会インフラの稼働状況・利用者数を踏まえ、状況に応じて段階的に利用制限を行います。


6月1日以降の営業体制を考えるにあたり


緊急事態措置緩和後の営業体制を考えるにあたり、5月20日に運営代表者の個人ブログにて、方針をまとめていますので、興味のある方はご覧いただければ幸いです。

繰り返し申し上げていますが、COVID-19対策に正解はなく、日々かわりゆく状況をもとに、各事業者が利用者・スタッフ・ご家族等の安心・安全な環境をつくりつつ、経営判断していくものと考えています。
ひきつづき、利用者・スタッフおよびCo-Edoに出入りするすべての方が、安心して安全に過ごせる環境を、利用者の皆様とともに築いていけたら幸いです。

当判断についての一切の問い合わせは、(他のスタッフではなく)田中弘治本人に、直接していただければ幸いです。
どのような厳しい意見であっても、お互いのニーズを満たせるよう、真摯に対応いたします。



謝辞


特別営業期間中は、ご利用者のみなさまに感染防止の各種施策にご協力いただきましてまことにありがとうございます。
おかげさまでスタッフの出社を期間中2回だけにすることができ、今日現在においてスタッフの感染の確認はないことから、ひきつづき安心してご利用いただけるCo-Edoをご用意できそうです。

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2020年5月6日水曜日

緊急事態宣言・東京都の緊急事態措置の延長に伴い、Co-Edoのドロップイン利用について平日営業時間短縮・受付時間短縮等の延長を行います(月額会員は通常通りご利用いただけます)

緊急事態宣言および東京都の緊急事態措置が5月31日(日)まで延長されたことに伴い、緊急事態宣言および緊急事態措置の期限まで、Co-Edoのドロップイン利用について受付時間短縮・平日営業時間短縮等を延長いたします。

貸会議室「セミナールーム茅場町 Co-Edo 3F 貸会議室」は、東京都から休業を要請されている集会施設にあたるため、営業を一時的に休止中です。
(解除後のご予約についてはご相談ください)


2020/05/07 〜 2020/05/31 


① コワーキング利用(ドロップインによる一時利用)
10時00分〜14時00分の間に入室・受付を行った方は、徒歩・自転車等でお越しの方のみ、ご利用いただけます(平日10時〜18時/土日祝10時〜18時)

※ この対応は暫定的なものとし、必要に応じて更なる利用制限を行う場合がございます
※ スタッフの注意や指示に従わない場合、ご退室いただきます(いかなる場合でも料金の返金はありません)
※ 5月31日まで、1日利用のみとし、2時間利用のご利用はできません
※ 初めてご利用の方は、免許証等の本人確認書類をご持参ください(写真で記録いたします)

② NewWork・OFFICE PASSによるコワーキング利用
10時00分〜14時00分の間に入室・受付を行った方は、徒歩・自転車等でお越しの方のみ、ご利用いただけます(平日10時〜18時/土日祝10時〜18時)

※ この対応は暫定的なものとし、必要に応じて利用制限を行う場合がございます
※ 初めてご利用の方は、免許証等の本人確認書類をご持参ください(写真で記録いたします)

③ コワーキング利用(回数券利用によるドロップイン・一時利用)
10時00分〜14時00分の間に入室・受付を行った方は、徒歩・自転車等でお越しの方のみ、ご利用いただけます(平日10時〜18時/土日祝10時〜18時)

※ 5月7日以降、通常のドロップイン利用と同様、18時までのご利用となります
※ 回数券購入希望の方は、免許証等の本人確認書類をご持参ください(6回分で5,500円、再購入時は4,950円)
※ 暫定的に利用期限を(本来の90日間に関わらず)2020年8月末日までといたします(2020年5月31日までに購入した分に適用)

④ コワーキング利用(月額会員)
徒歩・自転車等でお越しの方と利用の緊急性が高い方のみ、ご利用いただけます。

※ ライトプランの新規の申し込み受付を一時的に停止いたします
※ 2020年5月31日まで、既存のライトプランの会員は、平日も土日祝日も10時〜18時の利用を可能にいたします
※ 18時以降および、14時以降に5F利用者が月額会員のみになった場合は、4Fへの移動をお願いいたします

⑤ 勉強会等のイベント利用
一時的に利用を停止いたします。
Web上で利用可能な「みんなのバーチャルコワーキングジャパン(みんコワ)」上で、オンラインのイベント開催が可能です。
開催希望の主催者の方は、ご相談ください。

⑥ 貸切利用(3F セミナールーム)
セミナールーム茅場町 Co-Edo 3F 貸会議室は、東京都から休業を要請されている集会施設にあたるため、営業を一時的に休止いたします。
緊急事態宣言解除後のご予約はご相談ください





利用する場合の注意点

通常のご利用と違い、スタッフが常駐していない場合があります(リモートからカメラを通じ利用状況を確認いたします)
緊急時は [email protected] もしくはチャットにてご連絡ください(Slackもしくは、田中弘治とSNSで繋がっている方はSNSでも構いません)
換気のため、常時窓を開けておくようにお願いいたします。
利用が終わりましたら、アルコールを使って利用した机を拭いてください。
その他、他の利用者が安心して安全にご利用いただけるようご配慮お願いいたします。
スタッフの注意や指示に従わない場合、ご退室いただきます(いかなる場合でも料金の返金はありません)

※ トイレは 5F, 4F のみ利用可能です

当判断に際して

5月7日以降の対応については、上記の通りといたしました。
当判断の基本的な根拠については、従前公開している記事をご覧いただきますようお願いいたします。
https://blog.coworking.tokyo.jp/2020/04/covid-19.html
https://blog.coworking.tokyo.jp/2020/03/covid-19.html

引き続き、スタッフ負荷の軽減にご協力ください

引き続き、必要不可欠な場合を除き運営代表者のみで運営できるよう、可能な限りスタッフ業務を軽減したく存じます。
ドロップインの入室・受付時間を10時00分〜14時00分とし、オープン・クローズ等業務の一部を簡略化しています。
ご利用者の皆様には、換気等のご協力のほか、お帰りの際に机の上をアルコール消毒していただくなど、他の利用者の方が安全で快適にご利用いただけるよう引き続きご協力をお願いいたします。

なお、利用者のいるフロアは、リモートカメラによる状況確認を行っていますので、あらかじめご承知おきください。

ご利用者の皆様には、長期間にわたりご不便おかけしていますが、ご理解のうえCo-Edoをご活用いただけますと幸いです。
(平常時と同様の対応を求められる方は、この時期のご利用をお勧めいたしませんので、わたしに心の余裕ができましたらお待ちしております m(_ _)m )
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2020年4月10日金曜日

東京都の外出自粛および施設の利用停止の要請に伴い、Co-Edoのドロップイン利用について平日営業時間短縮・受付時間短縮等を行います(月額会員は通常通りご利用いただけます)

緊急事態宣言を受けて、本日(4月10日)東京都知事より緊急事態措置として「外出自粛および施設の利用停止の要請」がありました。

これに伴い、都知事からの要請のあった期間(現時点で5月6日まで)において、Co-Edoのドロップイン利用について受付時間短縮・平日営業時間短縮等を行います。
(徒歩・自転車等でお越しの方と利用の緊急性が高い方のみご利用可能です)

貸会議室「セミナールーム茅場町 Co-Edo 3F 貸会議室」は、東京都から休業を要請されている集会施設にあたると判断し、営業を一時的に休止いたします。


2020/04/11 〜 2020/05/06


① コワーキング利用(ドロップインによる一時利用)
10時00分〜14時00分の間に入室・受付を行った方は、徒歩・自転車等でお越しの方のみ、ご利用いただけます(平日10時〜18時/土日祝10時〜18時)

※ この対応は暫定的なものとし、必要に応じて利用制限を行う場合がございます
※ スタッフの注意や指示に従わない場合、ご退室いただきます(いかなる場合でも料金の返金はありません)
※ 5月6日まで、1日利用のみとし、2時間利用のご利用はできません
※ 初めてご利用の方は、免許証等の本人確認書類をご持参ください(写真で記録いたします)

② NewWork・OFFICE PASSによるコワーキング利用
10時00分〜14時00分の間に入室・受付を行った方は、徒歩・自転車等でお越しの方のみ、ご利用いただけます(平日10時〜18時/土日祝10時〜18時)

※ この対応は暫定的なものとし、必要に応じて利用制限を行う場合がございます

③ コワーキング利用(回数券利用によるドロップイン・一時利用)
10時00分〜14時00分の間に入室・受付を行った方は、徒歩・自転車等でお越しの方のみ、ご利用いただけます(平日10時〜21時/土日祝10時〜18時)

※ 利用可能な時間帯以外の利用が発覚したり懸念される場合は、すべての回数券利用者の利用を停止いたしますのであらかじめご承知おきください
※ 平日18時〜21時については、4F 会員用エリアをご利用いただきます(Co-Edoが利用を認めた場合のみ)
※ 回数券購入希望の方は、免許証等の本人確認書類をご持参ください(6回分で5,500円、再購入時は4,950円)
※ 暫定的に利用期限を(本来の90日間に関わらず)2020年8月末日までといたします(2020年5月6日までに購入した分に適用)

④ コワーキング利用(月額会員)
徒歩・自転車等でお越しの方と利用の緊急性が高い方のみ、ご利用いただけます。

※ ライトプランの新規の申し込み受付を停止いたします
※ 2020年5月6日まで、既存のライトプランの会員は、平日も土日祝日も10時〜18時の利用を可能にいたします
※ 18時以降および、14時以降に5F利用者が月額会員のみになった場合は、4Fへの移動をお願いいたします

⑤ 勉強会等のイベント利用
一時的に利用を停止いたします。

⑥ 貸切利用(3F セミナールーム)
セミナールーム茅場町 Co-Edo 3F 貸会議室は、東京都から休業を要請されている集会施設にあたるため、営業を一時的に休止いたします。





利用する場合の注意点

通常のご利用と違い、スタッフが常駐していない場合があります(リモートからカメラを通じ利用状況を確認いたします)
緊急時は [email protected] もしくはチャットにてご連絡ください(Slackもしくは、田中弘治とSNSで繋がっている方はSNSでも構いません)
換気のため、常時窓を開けておくようにお願いいたします。
利用が終わりましたら、アルコールを使って利用した机を拭いてください。
その他、他の利用者が安心して安全にご利用いただけるようご配慮お願いいたします。
スタッフの注意や指示に従わない場合、ご退室いただきます(いかなる場合でも料金の返金はありません)

※ トイレは 5F, 4F のみ利用可能です

当判断に際して

コワーキングスペース茅場町 Co-Edoは、東京都知事からの「外出自粛および施設の利用停止の要請」を受けて、上記の判断とすることにいたしました。
当判断の基本的な根拠については、従前公開している記事をご覧いただきますようお願いいたします。
https://blog.coworking.tokyo.jp/2020/03/covid-19.html

今回の判断に至った経緯をお知りになりたい方は、先に上記の記事をご覧いただきました方のみ、以下ご確認くださいませ。

政府による緊急事態宣言が発表された場合、上記の記事のとおり、ドロップインの利用停止もしくは、コワーキング利用の全面停止の選択を基本線として検討してまいりました。
しかしながら従前の想定と違い、東京都からの要請において、「職場への通勤」およびいくつかの施設については、外出規制の対象とはされませんでした。
コワーキングスペースは、東京都の指定する「休止を要請する施設」には含まれていませんので、東京都の担当者に確認したところ、各スペースが独自に判断する必要があります。
(貸会議室は東京都から休業を要請されている集会施設にあたると判断し、「セミナールーム茅場町 Co-Edo 3F 貸会議室」については営業を一時的に休止いたします)

わたしは、コワーキングスペースには、次のような特徴があると考えています。


  • ネットカフェと近い機能を有する店舗ではあるものの、ネットカフェと違い遊興・娯楽施設ではない
  • フリーランスやその他の小規模事業者にとっては職場であり、利用者の大半は仕事をする場所として利用している
  • ドロップイン利用者のなかには連日利用する常連の利用者も含まれるものの、多くは不特定多数の利用者といえる
  • 徒歩や自転車等を利用しCo-Edoに来ている利用者も多い


東京都からの要請は、基本的に他者との接触機会を可能な限り減らすための施策であり、コワーキングスペースが職場としての機能を有する施設であったとしても、休業が望まれていると解釈することができます。
一方で、一部の利用者にとっては、Co-Edoが唯一無二の職場であり、また、徒歩や自転車等を利用することで公共交通機関を使わずにCo-Edoに来ることができる方もいらっしゃいます。
そこで、東京都の要請の趣旨と、Co-Edoを職場として利用したいという利用者のニーズの、双方を考慮した結果、今回の判断といたしました。

ドロップインの利用者でCo-Edoを職場として利用しているという方は、(Co-Edoが本人確認をしたうえで)回数券を購入していただくことによりこれまでと同様の利用時間帯でのご利用可能です。
その他のドロップイン利用につきましては、暫定的に、10時から18時までの利用を可能といたしますが、今後の感染拡大の状況次第では利用制限を行う可能性が充分にありますことを予めご承知おきくださいませ。

スタッフ負荷の軽減にご協力ください

今回の対応に際しまして、必要不可欠な場合を除き運営代表者のみで運営できるよう、可能な限りスタッフ業務を軽減したく存じます。
ドロップインの入室・受付時間を10時00分〜14時00分とし、オープン・クローズ等業務の一部を簡略化いたします。
ご利用者の皆様には、換気等のご協力のほか、お帰りの際に机の上をアルコール消毒していただくなど、他の利用者の方が安全で快適にご利用いただけるようご協力をお願いいたします。

なお、利用者のいるフロアは、引き続きリモートカメラによる状況確認を行いますので、あらかじめご承知おきください。

ご利用者の皆様には、ご不便おかけする面もございますが、ご理解のうえCo-Edoをご活用いただけますと幸いです。
(平常時と同様の対応を求められる方は、この時期のご利用をお勧めいたしませんので、わたしに心の余裕ができましたらお待ちしております m(_ _)m )

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2020年3月27日金曜日

Co-Edoのコワーキング利用は(今のところ)通常通りご利用いただけます(2020/03/27現在・詳細は本文をご確認ください)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴い、3月25日、東京都知事より週末における不要不急の外出自粛の要請がありました。
コワーキングスペース茅場町 Co-Edo(以下、Co-Edo)の運営について、熟慮を重ね、次の通りとすることといたします。

コワーキング利用および貸会議室貸切利用について



2020/04/10 9:00 現在(随時更新いたします)
4月11日以降の予定は4/10発表予定の東京都からの緊急事態措置の内容をもとに、本日中に決定いたしますので、発表当日の夜までお待ちください。

4月11日(土)〜5月6日(水)については、ドロップイン利用について平日営業時間短縮・受付時間短縮等を行います(月額会員は通常通りご利用いただけます)

こちらは、4月10日(金)までの内容となります(4/10 17:30 追記)

① コワーキング利用(ドロップインによる一時利用/グループ利用を含みます)
通常通りオープンいたします(平日10時〜21時/土日祝10時〜18時)
1日利用は1,100円。2時間未満は550円。
※ グループ利用のかたで、ご予約を希望する場合は http://bit.ly/co-edo-group-use

② NewWork・OFFICE PASSによるコワーキング利用
通常通りご利用いただけます(平日10時〜21時/土日祝10時〜18時)

③ コワーキング利用(回数券利用によるドロップイン・一時利用)
通常通りご利用いただけます(平日10時〜21時/土日祝10時〜18時)
※ 暫定的に利用期限を(本来の90日間に関わらず)2020年8月末日までといたします(2020年3月26日時点で購入済み、および2020年4月末日までに購入した分にも適用)
5,500円/6回分。再購入時は4,950円/6回分。

 コワーキング利用(月額会員)
通常通りご利用いただけます

 勉強会等のイベント利用
手洗い・換気等の時間を定期的に設けていただける等、ご協力いただける場合はご利用いただけます

⑥ 貸切利用(3F セミナールーム)
通常通りご利用いただけます(予約フォーム http://bit.ly/co-edo-seminar
※ COVID-19に伴うキャンセルでキャンセル料が発生するケースでも、研修やセミナー自体がなくなる場合および日程変更になる場合については、原則として特別にキャンセル料をいただいていません(ご相談ください)


距離をとって。笑顔で過ごそう by Co-Edo
画像は自由にご利用いただけます


今後の方針および方針を決定するにあたり検討した内容について、順を追って説明いたします。

今後の方針について

Co-Edoは2020年2月16日(日)より、COVID-19の影響を重大なものとして捉え、先々状況が変化した場合にどのような対応をするかをあらかじめ決めたうえで運営してまいりました。
詳細については(最新の情報をもとに)少しずつ変更しているものの、対応する可能性のあるパターンは次のとおりです。

(A) セミナールーム貸切利用停止&コワーキング利用の完全クローズ
(B) コワーキング利用のみ完全クローズ(月額会員も利用停止)
(C) ドロップインの利用停止(月額会員は利用可)
(D) ドロップイン利用の利用人数制限(座席の間引き等)
(E) 通常通りオープンのうえ、イベント利用の主催者には延期もしくは手洗い・換気等の時間を設けた上での実施をお願いする

2/16の時点で決めたことは次のとおりでした。
・あらかじめ基準を設け、それに従って粛々と対応していくこと(右往左往しない)
・(A)の措置は交通機関の停止のような状況になった場合に適用する
・政府から何らかの緊急事態相当の発表があった時点で、(A)~(C)のいずれかの対応をとり、原則としてスタッフも自宅待機とする

その後2/27の安倍首相による臨時休校要請、3/25の小池東京都知事による週末の不要不急の外出の自粛の要請があり、日々状況は厳しさを増してきたことがうかがえます。
これまでも何度か上述の対応方針および対応基準については細かく見直しをしていましたが、明日(3/28)からの外出自粛の週末を迎えるにあたり、あらためて現状の(E)から変更になるケースを検討いたしました。

当面(E)対応は変わらないものの、3/28(土)より、暫定的に、ドロップイン利用時に利用者の連絡先の記載をお願いすることにいたしました。
その他については、これまで通り、ハンドソープ・消毒・うがい薬等を用意し、日々のアルコール消毒を行いつつ運営してまいります。
利用者の皆様は、ご自身の体調に充分にご留意のうえ、作業の必要性に応じてCo-Edoの利用可否をご判断いただきまして、ご利用の際は手洗い等を定期的に行っていただきCOVID-19やインフルエンザ等に感染しない、(ほかのひとに)感染させない対策をとっていただければ幸いです。

方針を決定するにあたり検討した内容について

ここから先は、判断内容に興味のある方および同じように対応方針や対応基準を検討している運営者やスタッフにむけて記します。
内容はすべてCo-Edo運営代表者である田中弘治が、あくまで独自に収集した情報をもとに検討した内容であり、わたし自身も正しい内容かどうかを判断することができないなかで、本日時点で考えた内容の記録です。(「わたしはそのときこのように考えました」以上のものではありませんし、その後大きく考えが変わっている場合もあります)

COVID-19は今冬初めて検出され新興感染症であり、多くの専門家の方々よりたくさんの情報提供がされているものの、そのいずれをもってしても、それのみを頼りに先々を予想できるものではありません。
もちろんその一方で、何の根拠もない情報を信じるほど愚かなひとも限られますし、また、不要不急の外出の自粛を要請された際に、自分自身で責任を持って判断できないような年齢でもありません。何が正しいかについて100%の自信があるわけではなくても、どう行動するかは、最終的には、わたしたち自身が、得た情報を総合的に判断して決めることだと考えています。

現在のこの状況は、政府の立場にたてば、とてももどかしいものであることは想像に難くありません。
国民全員を外出させなければ、少なくとも感染拡大は一定の程度におさえられるでしょう。しかしそれをすれば経済は停滞し、結果として国民は経済的な打撃を被ることになります。かといって経済を優先すれば、感染拡大を抑えることはできず、死者が増えることは間違いありません。
どちらをとるにしても全国民の理解を得ることは難しく、結果的には、感染の状況をみながら、感染拡大をおさえるような施策と、経済活動を妨げない施策を、バランスを見て実施していくことになると考えます。

コワーキングスペース運営者の立場でいえば、Co-Edoに限らず、コワーキングスペースが、クラスターの発生源となることを恐れます。
スポーツジムやライブハウスでクラスターが発生した状況から、厚生労働省は「換気が悪く」「人が密に集まって過ごすような空間」「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」を避けるよう発信してきました。
企業がリモートワーク・テレワークを推奨していることで、(自宅で作業ができないかたを中心に)コワーキングスペースも人が集まる空間となりました。
密に集まっているかは、そのときの状況によりますが、スポーツジムと比較すれば同程度に集まっているといえるでしょう。一方で、スタッフさえ常駐していれば、定期的に換気をすることは可能ですし、入れ代わり立ち代わり席につくようなスペースでない限り不特定多数の人が接触するおそれが高い場所とも言い切れません。
それをもってしてもコワーキングスペースがクラスターの発生源となる可能性は充分に考えられるため、どこのコワーキングスペースの運営者も備品の整備や消毒等の作業に神経を使っている状況だと思います。
単純にクローズすれば、クラスターの発生源とはなりえませんが、もとより薄利なビジネスななか、経済的な理由から、それを積極的に選択したいという運営者はあまりいないでしょう。(Yahoo! JAPANのLODGE等、大手企業が運営しているスペースは閉じているところが多いというのも、この状況を端的に表していると思います)

Co-Edoに限っていうと、コワーキング利用についてはあまり大きな変化がありませんが、セミナールームの貸切利用の事業については4月以降の分も含め2月からキャンセルが相次いでいて、COVID-19の影響をもっとも大きく受けています。
キャンセルポリシーを厳格に適用すれば返金する必要のない利用料であっても、COVID-19の影響の大きさを鑑み、原則的にすべて無償でキャンセル対応を受けています。
本来春先は、企業の研修シーズンということもあり、1年でもっとも大きな売上が見込めるのですが、少なくとも2020年については大きく落ち込んでいますし、貸し会議室の事業単体で見れば、売上が家賃の額に及ばないほどの赤字を計上しています。
それでも、おそらくCo-Edo以外にも、身銭を切って対応しているスペースがたくさんあるのではないでしょうか。

そんな状況にも関わらず無償キャンセルを受け付けるような意思決定ができるのも、Co-Edoはすでに8年目で今の状況が改善されれば売上が戻るであろうことを想定しているだけでなく、ここまでの状況であれば、多くの事業者が事業をたたむことになるため、国や地方自治体からの支援策があるのではないかとかすかに期待しているからです。
(とくに貸会議室事業については、もう少し影響の大きさがひろく知られ、何らかの支援策が生まれることを心から祈っています)
韓国や中国の一部の都市のように、家賃の補助等の施策というのは、貸会議室事業に限らずひろく多くの企業にとって大きな支援策となると個人的には思います。

さて、そんな状況のなか、コワーキングスペースと貸会議室を運営するCo-Edoが、今後どのようにCOVID-19による影響に対応していくかについて考えました。
もっとも優先されるのは、利用者およびスタッフ(以下、両方をあわせて利用者等と記載します)の安心と安全の確保だと思います。
新型コロナウイルスの特徴のひとつに、大きな症状のみられない感染者がほかのひとに移してしまうという点があります。そのため、すでに利用者等のなかに感染者がいても不自然ではありません。ある一定の国民がCOVID-19に感染し免疫を獲得することを目指すとすれば、感染そのものは100%避けるべき事態ではありません。しかしそのペースが想定以上であれば、反対にクラスターを発生させることになるでしょう。
本日時点においては、各自感染しないことを目指しつつ、各自が(自身が感染している可能性を考慮のうえ)感染を拡大させないように行動するというのが求められていると考えました。
また、コワーキングスペースが、クラスターの発生源としての条件を備えていると今後見解が変化した場合については、速やかにクローズすることが求められます。

結論として、現状を維持しつつ、クラスターの発生源となった場合に該当日の利用者に連絡をとれる体制を一時的に整え、全国のコワーキングスペースがクラスターとならないよう注視しつつ、Co-Edoを必要としている利用者がCo-Edoを利用できる環境を整えるということにいたしました。
(この判断は本日時点のもので、日々の状況を総合的に考慮して、適宜、他のパターンへの変更を行いますのであらかじめご承知おきくださいませ)

この状況において安易に「Co-Edoを活用してください」とは言えません。
しかしながら(自宅に充分なインターネット環境がないなどの理由から)Co-Edoを必要としている利用者がいるということも認識しています。
利用者の皆様の判断を信頼・尊重したうえで、Co-Edoを利用したいという方のために、本日時点では引き続き(E)の対応とすることにいたしました。
利用者・スタッフおよびCo-Edoに出入りするすべての方が、安心して安全に過ごせる環境を、利用者の皆様とともに築いていけたら幸いです。

当判断についての一切の問い合わせは、(他のスタッフではなく)田中弘治本人に、直接していただければ幸いです。
どのような厳しい意見であっても、お互いのニーズを満たせるよう、真摯に対応いたします。

一日も早く、もとの平穏な日々に戻り、みんなが笑顔で過ごせる日が訪れますように。


いただいた質問など

Q. 時短営業を想定していますか?
A. 2020/03/28 回答
営業時間を短縮してオープンする予定は、いまのところ将来に渡ってありません。(A~Eのいずれかにより)オープンするかクローズするかという選択を行う予定です。
コワーキングスペースの営業時間を短縮することによるCOVID-19感染リスクの影響は大きく変わらないのではないかという印象をもっているからです。
今後方針をかえる可能性はありますが、現状はこのように考えています。

Q. こんご(C)の措置がとられた場合、回数券利用者も利用できませんか?
A. 2020/03/28 回答
上述の(C)の措置を今後とることになった場合において、上記①〜③のいずれを制限するかは、そのときの状況を総合的に考慮し判断する方針です。
③回数券利用者を④月額会員と同様、利用可能とする可能性は充分にございます。
なお、回数券の利用期限は2020年8月末日まで延長しています。仮に全体を一時的にクローズする場合においても、お手持ちの回数券を捨てずにお持ちいただければ幸いです。

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2020年2月2日日曜日

「茅場町さんぽ ~おすすめスポットを知る・広める with MachiTag~」開催しました!

みなさんこんにちは!スタッフあやかです😊
先日1月29日(水)に「茅場町さんぽ ~おすすめスポットを知る・広める with MachiTag~  」というイベントを開催しました!

タグで探せるスポット検索サービス「MachiTag」 を使って、茅場町のおすすめスポットを共有しながらみんなでランチへ行きました😋

どんなイベント?

今日はどんなイベントなのか!まず最初にスタッフあやかが説明させてもらいました~。
今回のイベントはCo-Edoを利用するみなさんの周辺おすすめスポットを共有することで、より便利に楽しく茅場町を利用しようというイベントです。そして、共有ツールとして、タグで探せるスポット検索サービスMachiTagを使いました!
またこの共有をきっかけに、Co-Edo利用者の方もスタッフも繋がりを深めたいという想いで開催しました。


MachiTagとは?

タグで探せるスポット検索サービスMachiTagとはどんなツールなのか。
MachiTagを提供するジギョナリーカンパニー株式会社岡田恭平さんに説明していただきました!ちょっと小さめのMachiTag Tシャツで気合たっぷりです😁

MachiTagの説明を受けつつ、みんなでMachiTagアプリをダウンロードし、各々いじってみます。#Co-EdoグルメMAP #ランチ などいろんなタグを使って検索すると意外と知らなかったお店も出てきます!
使いながらたくさんの質問が飛び交っていました!


本日のランチスポット

MachiTagの使い方に慣れてきたところで、本日のランチスポットを探します!
みんなでおすすめのお店を言い合いながら決めました。
そして今回選ばれたのは日本橋 うお・希 です。私がCo-Edoへ来る途中に見つけた看板が決め手になりました(笑)


ランチスポットが決まったところでお店に移動します!「こんなお店あったんだ~」とみなさん初訪問のお店だったので、どんなお店かワクワクしていました。
ちなみにCo-Edoから行く場合、まず出て左手に歩いて霊岸橋を渡ります。渡ってすぐ左側の道へ進み、100mほど歩いた右手にあります。



「日本橋 うお・希」に到着

Co-Edoから徒歩2分ほどでしたので、あっという間に到着です。お店は地下にありました!


注文を終えると、さっそくMachiTagでタグをつけたり写真を載せたりします。みんなスマホに夢中ですね😎#チキン南蛮 #鶏天ぷら #金目鯛 #刺身定食 など自分が注文した料理や、#カウンター席 #テレビありなどお店の様子をタグつけしています。
#岡田筋トレ飯 のような自分のためのタグをつけちゃうことも可能なんです!

いざ実食

タグをつけているうちに続々と料理が到着しました。こちらはチキン南蛮定食です。


一方こちらは日替わり定食の鶏天ぷらおろしぽん酢です。


みんなの料理が到着したところで写真撮影です。MachiTagを使いながらたくさんおしゃべりをしていたので、打ち解けあった状態でいい顔してます😀


ちなみに私はチキン南蛮定食をいただきました!個人的にはタルタルソースの玉ねぎがいい具合の主張で美味しかったです!!
みなさんこんな近くにおいしいお店があったのことに驚きです😳ちなみにごはんはお替り無料でした!

おいしくいただいた後は再度MachiTagにタグつけ、写真投稿しました。これでばっちりです!

今後に向けて

MachiTagを使ったことで、だれがどんなタグをつけたのか見ることができます。ランチに困った時は、茅場町をよく使うユーザーが投稿をしているお店に行ってみるなんていうのもいいかもしれませんね。そこから新たな会話が生まれるかもしれません

Co-Edoでは今後も定期的にMachiTagを使ったランチイベントを開催していこうと思っています!みなさんぜひMachiTagに登録して一緒にランチをしましょう!

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