2021年9月14日火曜日

小学5年生と何故か深夜にNVCプチ座談会

こんにちは!スタッフのゆづきです。

突然ですが皆さん『NVC』という言葉、聞いたことありますか?
NVC(Nonviolent Communication)とは、心理学者マーシャル・ローゼンバーグにより体系づけられたコミュニケーション方法のことです。直訳すると「非暴力コミュニケーション」

『観察』『感情』『ニーズ』『リクエスト』という4つの要素を意識しながら

① 4つの要素を、率直に表現すること(伝えること)
② 4つの要素を、共感をもって受けとめること(聴くこと・感じること)

によって、お互いにの『ニーズ』を満たしてより良いコミュニケーションを図ります。興味を持った方はぜひ、こちらの記事を読んでみてください。生きるのがちょっと楽になるかもしれません!

さて、私とNVCとの出会いはここ、Co-Edoでした。Co-Edoに来たのも、オーナーのこうじさんとお話しするのも初めての機会であったアルバイトの面接の中で、NVCの話題になったのです。初めは半信半疑で聞いていた私ですが、話が進むにつれてだんだん自分の考えにコミットする感覚がありました。その日からNVCについて興味をもって考え始め、現在も理解を深めている最中です。
「すべての価値観に良い悪いはなく、より多くの価値観に触れたい、価値観の違う人、考え方の違う人と話すことこそが楽しみである」そんな風に人との関わりをとらえていた私にとって、NVCという方法は私の考えをロジカルに体系化してくれた、わかりやすく示してくれたものだったのです。

小学生



ひととおりNVCについて説明してみる

その中で、私の小学5年生の妹とNVCについて共有する機会がありました。きっかけは23時に始まった父と母の夫婦喧嘩です。笑 らちが明かないその喧嘩の様子を見て、ふと家族とNVCを共有してみようと思い立ちました。「ちょっと意地悪かな~笑」と思いつつ、喧嘩中に家族のグループメッセージに NVCについての記事を送ってみると、意外にも一番興味を示したのは小学5年生の妹でした!そのまま、NVCって何?ということで、私が解説しながら小学5年生と一緒に考えることに。

まず、NVCの構造や起こりなど、基本的なことを説明します。妹ちゃんの最初の感想は、「あぁ~、とはなるけど感想って言われても、、、そもそもニーズってどういう意味?」とのこと。当たり前です。私も最初に聞いたときは似たような感覚でしたし、『非暴力』ってなんだか言葉が強いし。その感覚のままで次に移ります。

2つ目に、NVC的なものとそうでないもの(キリンとジャッカル)の説明です。人は、同じことをお願いするのにも(同じニーズを満たすのにも)、相手もしくは自分の感情やニーズを無視した暴力的な表現=ジャッカルな表現をしがち。逆に、暴力的ではない表現=キリンの言葉を使うことでお互いのニーズを満たせる。ここまで、例を挙げて説明すると、妹ちゃんから「時々ママが言うこれってジャッカル?」「じゃあの時先生が言ってたあれってジャッカルだ!」と妹ちゃんの実生活と絡めて想像してくれるようになりました。

3つ目に、『観察』『感情』『ニーズ』『リクエスト』とはそれぞれどういうことなのか、具体例をいくつか挙げて一緒に検証しました。例えば、
「たまにママは妹ちゃんに片付けなさい!って怒るよね。これってどんな感情でどんなニーズがあるんだろう。逆に、いくら怒られても妹ちゃんは全然片付けないときもある。その時ゲームしていたり、学校から帰ってすぐだったりして。なんで怒られて言うこと聞かないんだろうね、その時妹ちゃんはどんな気持ちで、どんなニーズがあるのかな?」
4要素を分解してゆっくり言語化しました。しかし、いくつか繰り返しているうちに言語化しにくい感情があることに気が付きます。ここで彼女にNVCにおける【感情とニーズのリスト】を紹介します。興味深そうにニーズの表をよく見る妹。そこからどんどん彼女の実生活から例題を引っ張ってきてさらに検証を繰り返し、観察して感情とニーズを分析、キリンの言葉でお願いするまでサクッとできるように。

最後に、『相手のメッセージを、共感をもって受け止める』ことについて説明します。ここまでくるともうこちらが説明するまでもないほど、NVC的な捉え方が妹に馴染んでいました。 

NVCの受け止め方がポップでかわいかった!

ひととおり妹に説明してみて面白かったのが、NVCを彼女なりにポップに受け止めていたこと。話の途中で、妹から「小学校とNVCってもしかして相性悪い?」「友達をほめるのもダメなの?」「林先生の『今でしょ!』ってもしかしてジャッカルじゃない!?」といろいろな疑問が飛んできました。小学生なりのかわいい視点が面白い!
加えて、説明してみると意外とすんなりと理解してもらえたことが意外でした。NVCという新しい価値観、考え方に出会って、NVCを理解したうえで面白い、皆とNVCについて話したいと言ってくれたことが嬉しかったです。
まだ彼女はこの考え方に出会ったばかり。紹介の仕方として、私はNVCとは良いものだから使ってほしいとはあえて伝えませんでした。私と妹はあくまでNVC初心者という同じ立場で、意見交換をしただけ。そんな風に価値観をラフに共有して、ラフに取り入れられると人生はより豊かになるのかもしれないな~と、小5の妹に学んだ夏の夜中でした。

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