2020年11月11日水曜日

7つの習慣ボードゲーム会レポートとゲームの魅力を紹介します!

 こんにちは。スタッフのひかりです。
先日、11月6日に、スタッフで集まって「7つの習慣ボードゲーム会」をしました!は、『7つの習慣ボードゲーム』は、成功者の習慣を7つにまとめたビジネス書『7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー著』で書かれている、成功のエッセンスを体験できるボードゲームです。書籍『7つの習慣 』は有名なのでご存知の方も多いと思います。毎週金曜日の夜にCo-Edoが配信している『20時過ぎのラジオ』でも、度々話題に上がっているので、興味のある方はぜひラジオを聞いてみてください!




『7つの習慣ボードゲーム』の内容は、すごくざっくり言うと3〜6人でやるすごろくです。人生ゲームに少し似ているかもしれません。今回は、弘治さん、ともりん、みなみさん、まるちゃん、ひかりの5人でプレイしました。弘治さん、ともりん、みなみさんの3人は以前Co-Edoでプレイしたことがありましたが、まるちゃんと私は初めてだったので、ルールの説明などを含めながら進めました。ルール説明含め、5人でプレイをしてかかった時間は2時間くらいでしたよ。
ちなみに、私は『7つの習慣』はまだ途中までしか読んでいないのですが、それでもゲームは十分楽しめました!今回は、そんな私目線で、このゲームの魅力を紹介しようと思います。

競争ではなく、協力して進めるゲーム

これは、『7つの習慣ボードゲーム』をやってみて、私が一番面白いと思ったことです。複数人でやるゲームで、ゴールがあって順位が決まるものだと、勝つためには「他のプレーヤーを蹴落としてのし上がる」というような概念があったのですが、このゲームでは「自分の勝ち」だけを意識していてはゴール(ミッション達成)できません。
例えば、ゲームの中では「プロジェクト」というものがあり、これを受けると報酬として、ミッションを達成するために必要な「お金」と「信頼チップ」を手に入れることができます。しかし、この「プロジェクト」は1人では完遂することはできません。ではどうするか。他のプレイヤーに人材を派遣してもらえるように交渉をするのです!ここでは、取引相手の欲しいものを理解し、相手と自分の双方に利益のある選択肢をを考え出すことが求められます。この「プロジェクト」を通して、まさに第四の習慣「Win-Winを考える」の実践ができると思いましたよ!
そして、相手の欲しいものは、黙って様子を伺っているだけではわかりません。相手に尋ね、対話を重ねることで初めて見えてきます。この「対話を重視する」という空気がプレイ中に流れていたことは、私にとって心地が良いものでした。これはきっと普段の人間関係の中でも同じだと思います。私は、「相手がどんな人なのか」ということは、自分の勝手な解釈や他者の評価に頼らずに、自分でよく見て理解したいと思います。声を聞くことできちんと個人に向き合う努力を怠りたくありません。「対話を重視する」ということは、相手を尊重するための重要な方法だと私は考えています。




また、ユニークだなと思ったのがゲームを進める際に、自分の「情報を隠す」ことがあまりないことです。他のゲームだと、通常「他のプレイヤーには見せてはいけない(見られてはいけない)カード」があり、1人で秘密裏に(?)戦略を立てていくことが多いと思いますが、このゲームでは基本的に「隠さなくてはいけない情報」はありません(見せても見せなくてもいいカードはあります)。自分の情報を開示しながらゲームを進めると、他のプレイヤーからゴールに近づくためのアドバイスをもらえたりもしちゃいます。これは他のゲームではあまり経験をしたことがありませんでした。実際に1人で秘密裏に進めるより、情報を開示しながら他者と共有して進めた方が、悩むことが少なかったり、結果として早くミッションが達成できることを実感しました。悩むことが少なくなると、その分、考えることに多くのスペースを割くことができるからこそ、結果として早くミッションが達成できることに繋がるのだと思います。
また、情報を共有しながらゲームを進めていくと、だんだん自分が一番にゴールするのではなくて、自然と全員がゴールできることを目指すようになっていくのが面白かったです!

私たちは、決められた枠組みの中で競争をし、「一人勝ち」や「勝ち組」になることを求めがちですが、果たして、「一人勝ち」や「勝ち組」になれば満たされるのでしょうか?
そもそも「他者を蹴落として強者になる」といったような、決められた枠組み自体を、私は問い直したいとプレイをしていて思いました。

コミュニケーションが増える

先述したように、他のゲームに良くあるような「運」と「戦略」だけを考えていてはゴールできないのがこのゲームの特徴です。「プレイヤーそれぞれのニーズは何か」というのを対話しながらゲームを進めるので、自ずとコミュニケーションが増えます。
当初は個人個人でゴールを目指していくのかな、と思っていたのですが、ゲームが終盤に近づくにつれて、プレイヤーみんなでゴールを目指すような、そんな一体感を感じました。良いコミュニケーションが取れれば取れるほどミッション達成に近づくゲームだと思います。コミュニティのチームワークを育む目的にも、うってつけのゲームではないでしょうか。



次回の抱負

このゲームも「運」と「戦略」でのし上がるゲームなのかな、と当初は思っていたため、なかなか積極的にコミュニケーションを取りに行けませんでした。交渉をするということやコミュニケーションを取るということに、受け身になってしまっていたのが残念だった!もっとガンガン交渉して主体的にゲームを動かせたらきっともっと面白かったぞ!!と思うので、次回の課題にしたいと思います◎

『7つの習慣ボードゲーム』をもしやってみたいという方がいらっしゃいましたらCo-Edoで一緒にやりませんか?是非お声がけください!

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