みなさんこんにちは。
コワーキングスペース茅場町 Co-Edoの田中弘治です。
- (期間中の営業時間は、平日・土日祝日とも10時〜18時となります)
みなさんこんにちは。
コワーキングスペース茅場町 Co-Edoの田中弘治です。
楽観的に予想しても2月中もこの状況は続くでしょうし、3月中旬から4月中旬くらいまでの期間を要するのではないかと思っています(悲観的に予想すれば梅雨時〜夏場まで続くことだってないとはいえません)
こんにちは!スタッフの丸谷(マルヤ)です☺️
実は現在、"Co-Edoの新プラン"なるものを考えております。
その名も、、、<フロントエンド学習支援プラン>。
このプランの名前を聞いて、「おぉ!」と思う方もいらっしゃれば、「???何のプラン?」と思う方もおられるかと思います。
様々な反応をいただけると嬉しいのですが、「おぉ!」となった方は対象になるかもしれないのでぜひ、「???何のプラン?」となった方も、世の中のニーズや、Co-Edoがこんなことを考えているのか、などを知っていただくためにぜひ読んでいただけると嬉しいです☺️
少し長くなるのですが、このプランを作ろうとした背景には、私の前職・そして現職で感じている"闇"が起因しているのです…(闇って何だか怖いですねw)
簡単に、わたしの前職・現職をお伝えしますね。一言でいうと「採用」のお仕事をしています。一括りに「採用」と言っても、前職・現職は若干形態が異なっているのですが、ここでは詳細は割愛します。(気になる方は個人的に話しかけていただいてOKです!)
共通していることは「Webエンジニアの採用を行っている」という点です。
これまでわたしは、"Webエンジニア"という言葉・世界とは無縁に暮らしていたと思っていたのですが、もはや"Webエンジニア"という職業って、どんな業種の会社でも、どんな規模感の会社でも、どんなサービスでも必要なんだな…と、ひしひし感じております。
無縁だと思っていたわたしでさえ、ふと自分の取り巻いている環境を見渡すと、
・SNSをいじっていたり
・食べログを検索していたり
・企業のホームページをみていたり
・アレクサで音楽を聞いたり
…ITに囲まれて生活していたのです👀(当たり前過ぎて意識していなかった・・!)
この辺りを語り出すとどんどん話が逸れてしまうので(笑)、一旦話を戻すと。
世の中的には「エンジニアが欲しい!足りない!採用したい!」となっている。
(=エンジニアの需要がめちゃくちゃ上がっている。)どの企業もエンジニアの取り合い。毎日競争です。
そして、エンジニアになりたい人も増えている。
(=エンジニアとして働きたい、全くの異業種からエンジニアにキャリアチェンジする人もたくさんいる。)自由な働き方、マーケット、手に職、将来困らない、など、理由はたくさんあるかと思ってます。
…一見、需要と供給がマッチしており、なんの問題もないように思いませんか?
ただ、闇は深いのです。。
エンジニアになりたい人、異業種からキャリアチェンジする人、様々ですが、みなさんどのように一歩を踏み出すかというと
一方で企業側は
ITやWebに精通している方、もしくは採用をしている方は、
「プログラミングスクールで学びました」
という記載を最近よく目にするかもしれません。
学習期間が2 ~ 3ヶ月という方をよくお見かけし、"ひとつのアプリケーションをリリースするまでの技術を身に付ける" という視点で考えると、学習時間が足りてないケースが多いと感じています。
また、多くの方が同じような文面でご自身の学習をアピールされている為、"その人自身が今後、どのようにスキルアップしていくか"が読み取れない内容になっているなと。その人個人ではなく「テンプレート」に見えてしまいます。
同じことを学習したとしても、それぞれの学習経験/体験/苦労があったはずなのに。
あるWebマーケティングの企業では「"未経験からのスタート"というだけでも敷居が上がっている中、「2-3ヶ月程度の学習+同じようなテンプレート」の人からごまんと応募があり、業務工数の関係上、なかなか全員と面接しようとは思えない」とお話しされていた人事の方もおりました。
もちろん、数ヶ月の学習でも能力の高い方もいらっしゃるでしょうし、入社したら活躍される方もいらっしゃると思います。ただ、どうしても企業側は"いっしょくた"に見えてしまうのかもしれません。(全員と面談をして原石を見つけるのが一番双方にとっては理想ですが、現実はなかなか難しいですよね・・)
前置きがかなり長くなってしまいましたが、需要と供給はあるにも関わらず、面談の機会すらないのが現状なのです。かなり闇ですよね。
更に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、スキルが十分に身に付いていないエンジニアに対する風当たりや採用状況は、さらに悪化していると感じています。
何か良い方法はないのか?そう思い、Co-Edoのオーナーである田中さんに相談をしたところ、田中さんの経験、知識をフル活用し、わたしが抱えている課題を組み合わせ、新しいプランを作ろう!と思い立った次第です。田中さんは、Co-Edoを運営しながらも、元Yahoo! JAPAN出身であり、現在も個人開発をされているなど、この状況の助けになるはず!と思いました。「こんな近くに課題解決できる方が…!」と感動したのを覚えています(笑)
学ぶことは素晴らしいことだと思っています。
わたしも知らないことを知ることはとても好きですし、今までできなかったことができるようになったり、それが社会に還元できたり、喜びですよね。
なので、学ぶことを支援したい!そして、学んだあと、行き場所がなくなるのではなく、なんなら会社に所属しなくても個人でもやっていけるような、そんな人たちを増やしたい!と考えました。
ここ、コワーキングスペース茅場町Co-Edoの理念でもある「コワーキングスペースに関わる人が物心両面で豊かになるように支援する」にまさに通ずるのです。
講座形式ではなく、あくまでも自習型/独学型の"支援"という形をとっています。
技術に関しては、前述したCo-Edoオーナーである田中さんが直接学習の支援をいたします!
<フロントエンド学習支援プラン 支援スタッフ紹介>
■田中 弘治(コワーキングスペース茅場町 Co-Edo 運営者)
コワーキングスペース茅場町 Co-Edo 運営代表者。一般社団法人コワーキングスペース協会理事。コンサルティング会社、Yahoo! JAPANなどを経て、2007年に株式会社ダイレクトサーチジャパンを創業。Webサイト・Webアプリケーション開発を行う。2013年1月にコワーキングスペース茅場町 Co-Edoをオープン。IT系開発者が多数集まるスペースとして多くの勉強会やイベントが行われている。2014年秋に2フロアに拡張。2016年7月に3フロア目となるセミナールームをオープンした。新型コロナウイルス感染症の感染拡大による外出しづらい状況から2020年4月より「みんコワ」こと、みんなのバーチャルコワーキングジャパンを複数のコワーキングスペース運営者と共同ではじめる。
現在関心のある技術は、TypeScript・Vue.js・Svelte・Firebase / Firestore・Vuetify・Stripe API など
■丸谷 若夏(コワーキングスペース茅場町 Co-Edo スタッフ/株式会社ポテンシャライト採用アシスタント )
コワーキングスペース茅場町 Co-Edo スタッフ。<こんな方にオススメ>
☑︎これからエンジニアになりたい方
☑︎学びたいけどスクールだと高い、期間が短い、という方
☑︎卒業したらエンジニアとして働きたい方
☑︎自分でつくりたいものがあるが、挫折が心配な方
☑︎独学だと限界があり、聞ける人が近くに欲しい方
<学べる内容>
★決済機能付きのWebアプリケーションが作れるようになる!
(ご自身でつくりたいものがある方はそちらで大丈夫です。)
・JavaScript/TypeScript
・Vue.js
・Git
・Firebase(扱えなくて困ってる方)
・Stripe(決済サービス)(やってみたいけど手を出せてないという方)
<詳細>
料金:
9,000円(税抜)/月
想定期間:
1〜2年程度
(自分自身でアプリ開発をリリースするまでの技術が身に付いたと感じられるまでサポートいたします!)
対象:
学生
(中高生、大学生を想定しておりますが、選考がありますのでご興味ある方はご応募受け付けております!)
場所:
Co-Edo施設利用 + Co-Edoバーチャル(オンラインコワーキング)利用
※このプランの方は、リアルもオンラインも利用可能です。
どちらかではなく、両方使えます。
一緒に学んでる人同士、交流しながら進めていってください!
利用可能時間:
Co-Edo施設利用 平日10時〜21時/土日祝10時〜18時
Co-Edoバーチャル利用(いつでも利用可)
受講生の学習をサポートを一緒にやっていただければと思います。
現在のスキルは問いません。(選考あり)
メンター特典:
Co-Edo利用料全て無料!
(現在学習をしているけど継続して続けたい、フリーランスとして作業場所兼メンターとして活用したい、という方にもオススメです。)
申込方法:▶︎こちらのフォームよりお申し込みください。
皆さまの学習支援をさせていただけることを楽しみにしております!
みなさんこんにちは。
(2021年2月3日追記)
2021年2月2日、東京都は緊急事態宣言の期間延長を受けて、引き続きさらなる感染拡大防止協力の呼びかけを行いました。それに伴い、下記の施策も東京都の緊急事態措置が解除されるまで期間を延長いたします。
新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等について(令和3年2月2日発表)
こんにちは。スタッフひかりです。2020年も終わりですね。皆さん本当にありがとうございました。
昨年まで大学生だった私にとって、今年は社会人になって初めて迎える年末〜新年です。私の中で例年と大きく違うところは、この時期に「一年を振り返る」という作業を人生で初めてきちんとやっていること。ありがたいことに、Co-Edoでも1年を振り返り、来年へつなげる作業をする機会があったので、今回はそのことについて書こうと思います。
さて、本題に入る前に、なぜ今まで私が振り返り作業をしてこなかったのか、ということですが、それは、10代の終わりからいつもこの時期は忙しすぎて年末年始どころじゃなかった!から笑。
私は高校〜大学まで、音楽科で作曲を専攻していたのですが、高校入学から大学を卒業するまで、毎年2月に作品の提出があったため、ずっとこの時期は家に缶詰で作曲をしていました...(トホホ...)
また、これは音大生&音楽家のあるあるだと思うのですが、秋〜年末はとにかく演奏会が多い!!!ということで(なぜかと言うと芸術の秋、クリスマス、年末の第九など、クラシック音楽のイベントが盛りだくさんなのですよね)本番、本番、本番...と、1年の振り返りどころではないスケジュールであることがいつもの年末でした。詰まるところ、忙しさにかまけて1年を振り返るということまで気がまわらなかったのですね。
今年は大学を卒業したことと、COVID-19の影響で演奏会が開けないため、初めて年末の空気感を感じることができています。こんなに演奏会が無い冬は、恐らくもうしばらくはやってこないような気がするので笑、今年はきちんと1年を振り返り、「区切り」をつける経験をしたい(あわよくば習慣にしたい...)と思います。1年を振り返るということは、自分を振り返り、自らと対話することになるでしょう。それは、セルフケア(自分を思いやること)にもつながると思います。
さて、先日、年内最後のMCA(Master of Co-Edo Administration)を開催しました。年内最後ということで、受講生からは「今年を振り返りたい」という声があり、弘治さんが2つの「今年を振り返るメソッド」を教えてくれました。どちらも私は初めて知ったものでしたが、自分を振り返り、自分の内面を見つめ直すのにうってつけだと思ったので皆さんに紹介させてください!
1つ目のメソッドは『七味五悦三会』です。これは、江戸時代、庶民は除夜の鐘を聞きながら「七味(ひちみ)、五悦(ごえつ)、三会(さんえ)」を家族で話し合ったというもので、この一年間、初めて食べる美味しいものが七つ、楽しかったことが五つ、その年に初めて会って嬉しかった人が三人いれば、「今年はいい年だったねえ」と喜び合うという風習です。
「振り返りをしよう」と聞くと、なんとなく自分のできなかったことや反省点ばかり出てきてしまうのは私だけでしょうか?自分の失敗や、人に言われて傷ついたこと、失敗した料理...笑...などは強烈に記憶に残るので忘れないものですが、良かったことや楽しかったことは意外にも日常に埋もれていってしまうように思います。素通りしてしまいがちな良かったことに意識を向けて、コミュニティの中で共有し、承認し合う。自分が暖かい気持ちで1年を終わらせられるのはもちろん、その暖かさをその場にいる人たちと分かち合えるのがとってもいいなと思いました。
今回のMCAではメソッドの紹介だけで、実践はしなかったのですが、大晦日に私もCo-Edoとは別の仕事の仕事場でやるつもりです。(ええ、大晦日も仕事です。エッヘン)
今年は、ほぼ初めて、このような1年の「振り返り」や「区切り」を体験しました。実際にやってみて、この「振り返り」や「区切り」とは「これは過去に置いていこう」「これは未来に持っていこう」という仕分け作業のようなものだなと感じています。今年は、恐らく多くの人にとって激動の1年だったのではないでしょうか。「区切り」をつけることによって、「悲しさや苦しさは手放して、学びを得て、新たな年に持っていく」ことを皆さんとやりたいです。「七味五悦三会」や「2020年満たされたニーズと2021年満たしたいニーズ」で家族やコミュニティの中で、ぜひ1年を振り返ってみてください。
そして、家族やいつものコミュニティの人たちと今年は会えないという方にオススメしたいのがこちら。『満たしたニーズを記録するWebアプリ』です。ニーズを選んで記録をし、必要に応じてURLを伝えてシェアすることができます。なんとこれを作ったのは弘治さん!!無料アプリなので気軽に使えるところも嬉しいポイントです。是非皆さん使ってください!もちろん、Co-Edoに来てシェアするのも大歓迎です!
最後に。今住んでいる家にテレビを置いていないこともあり、私はよくポッドキャストを聞くのですが、この間、いつも聞いている番組『こんにちは未来』で『NVC』のことが取り上げられていたので、シェアをして終わろうと思います。(『NVC』は『第51回 ジェンダーの話をしよう』で触れられています。)
皆さん、今年は出会ってくださり、本当にありがとうございました。来年も共にによい光に向かって進めますように。
こんにちは、スタッフひかりです。みなさんはCo-Edoのオーナー弘治さんとスタッフ丸ちゃんが毎週金曜に配信している『20時過ぎのラジオ』はご存知ですか?まだの方はCo-Edoのフェイスブックから聞けるのでぜひチェックしてみてください!
最近の『20時過ぎのラジオ』で話されているトピックは、『NVC』についてです。『NVC』(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)とは、1970年代に、アメリカの臨床心理学者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって体系化され、提唱された、自分の内と外に平和をつくるプロセスであり、双方が満たされることを目指したコミュニケーション方法です。私もこのラジオを聞き始めてから、NVCに興味が出てきて、1週間前から『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版』を読み始めました。
以前、弘治さんにNVCを紹介してもらった時に、彼が話していたことをよく覚えています。それは、「若い世代の人はコミュニケーションを取ることに比較的困っていないから、NVCに興味を持つ人が、それより上の世代に比べて少ないと思う」といった内容でした。私はこれを聞いて、「確かに自分もコミュニケーションを取るのは得意な方だものな〜」と、なんとなく思ったことを記憶しています。それは、普段接客業をしていることもあり、初めて会う人と話す機会が多いことと、今まで私は、大学や職場などで意識的に「社交的で明るく」振舞うことをしているからです。しかし、この本を読んでいるうちに、実は「自分の気持ちや自分が欲しいものを人に伝えること」に対しては、なんとなく苦手意識を持ち続けていることを思い出しました。『NVC』では、「自分の本当の気持ちを言葉にして、自分が欲しいものを人に伝えること」こそがコミュニケーションだとされています。これを踏まえて自分を振り返ってみると、 実は私って人と話すことやコミュニケーション取ることに困っていたのかも...と ハッとさせられました。
そういえば、ちょうど20歳くらいの時に「自分はこうあるべきだ」という価値観に囚われて、そうなれない自分を恥ずかしく思い、失望し、精神的に辛くなってしまった時期がありました。思い返してみると、その時期が特に「自分の気持ちや意見」を出し辛かったような気がします。人前で何か意見を言おうと思っても、「相手に認められるような良い意見を言わなきゃ」と緊張してしまい、結局何も言えないことが続いていました。終いには自分が辛いということすら言葉にできなくなり、いつもなんだかしんどいと思うようになってしまいました。
この状態を何とか脱却したいともがいた私は、「自分はこうあるべきだ」という価値観は、一体どこから来ていて、それは誰からの期待なのだろうか、ということに疑問を持ち、問い直すことを始めました。その過程で、私は、人は生まれた時から、社会から様々なラベルを張られることを認識します。ラベルは人々を分断してきました。男/女、日本人/外国人、健常者/障害者、常識人/変人、白人/有色人種、健康/不健康...
私は、これらの二項対立的なラベルに自らを当てはめにいき、この枠組みの中で「正しい人」や「勝ち組」を目指していましたが、目指せば目指すほど、これに当てはまらなかったり、不安定だったりする自分を受け入れられず、排除しようとしたり攻撃しようとしたりするから辛かったのだと気づきました。これらの枠組みを疑い、問い直すことを始めたら、この世に正解や不正解だなんてことは無いのではないか、物事はもっとグラデーションで多面的であるのではないかと考えられるようになり、今は少しずつ、自分の「こうあるべき」を解いていき、自分を許したり、労ったりすることを試みています。
その積み重ねの結果、最近は精神的に健康になれる時間が増え、自分の意見を言うこともだんだんとできるようになったし、人前では明るく振る舞えるようになったけれど、一方で、自分は本質的には自己開示が苦手な、内向的で暗い人間だとずっと思っていました。だから、今でも自分の気持ちを話すのが苦手なのだと。でも、人前で社交的に振舞える自分は「コミュニケーションを取ることに困っていない」と本気で思っていたので「コミュニケーションを取ること」と「自分の気持ちを表現すること」は別のこととして認識していたのかもしれません。本当はコミュニケーションが取れなくて困っていたのに、原因は他にあると思い込んできたことがたくさんあるような気がしています。
「自分の気持ちを表現するのが苦手」なのは、自分が取るに足らない人間だからではない、ということにはたどり着けた私ですが、その原因の根本は、自分に自己開示が苦手な、内向的で側面があるからなのかもしれないとここ数年は思っていました。けれども、実はただ単に「表現方法を知らなかった」だけなのかもしれないと、この本を読んで気がつき、目からウロコがボロボロ落ちてきます。
自分が社会から貼られたラベルに気がつき、それを徹底的に剥がしたいと思った時、私は他人をこのラベルに当てはめるようなことはしたくない、誰かを勝手な判断で評価したり、決めつけたり、価値観を押し付けたくないと思うようになりました。それから、ここ数年は自分が使う言葉や表現にすごく配慮をしています。しかし、使いたくない言葉や表現はあるけれど、では実際、具体的にはどんな言葉を使って話したらいいのか、話す前に悩むようになってしまい、以前とは違った意味で言葉が出なくなったり、言いたいことが言えなかったり...。当たり障りのない会話しかできないことが増えてしまっていることにもどこかで気づいていました。でも、正直な気持ち、自分が使う言葉や表現にすごく配慮をしたいと思っているからこそ、そのせいで当たり障りのない会話しかできなくなっていることをあまり認めたくありません。そんな私に『NVC』は明確な表現方法をシンプルに教えてくれました。今までは、「この言葉は使わないようにしよう」とか「この表現はダメだ」とか、そういった「〜しない」という思考や選択をしていましたが、『NVC』を使うと「共感しよう」や「感情を言葉にしよう」といった「〜しよう」という考え方になるので、私はより能動的に言葉を発せている気持ちになり、自分に自信が持てるようになりそうです。