2021年1月9日土曜日

緊急事態措置期間中の営業時間短縮と新プランについてのご案内

みなさんこんにちは。

コワーキングスペース茅場町 Co-Edoの田中弘治です。

東京都は2021年1月7日(木)に、緊急事態宣言を受けて新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態措置を発表いたしました。

日本国内および世界的な新型コロナウイルス感染症の感染が拡大しつづけている状況を痛ましく思うとともに、直接的か間接的かを問わず生命および身体的・経済的な被害も含め何らかの苦難を強いられている方々もいらっしゃることと思います。ご家族含め一日も早く平穏な生活を迎えられることを心より願っています。

コワーキングスペース茅場町 Co-Edoでは、東京都の緊急事態措置による要請期間中において、(3連休明けより)次のとおりの対応を行います。
  • 平日のドロップイン利用の営業時間を10時〜18時に短縮します
    (期間中の営業時間は、平日・土日祝日とも10時〜18時となります)
  • 月額会員の方は、原則としてプラン通りの利用が可能です
    営業時間外においては4F 会員専用エリアをご利用いただくとともに、ご利用されたお席のアルコール消毒等のご協力をお願いいたします
  • オフタイムプランの方は、期間中、デイタイムプランの変更を受け付けます
  • イベント利用・貸会議室利用は、利用予定人数が定員の50%以下の場合のみ通常通り受け付けます(4F セミナースペースは14名、3F セミナールームは37名まで)
  • 回数券の利用可能期間を2021年8月末日までに延長します
    2021年3月末日までに販売する回数券(および本日までに販売したもの)すべてに対し適用いたします
また、次のふたつのプランを新規にご用意いたしました。
  • 30日プラン・・・平日10時〜21時/土日祝日10時〜18時(16,500円)
    期間中も18時以降の利用を希望している近隣のご利用者のためのプランです。
    申込日を含み30日間ご利用いただけます。
  • 月1オフィスプラン・・・スタンダードプラン1名分+月1回平日10時〜18時でセミナースペースを利用可能なプラン(月29,700円)
    オフィスを手放した企業様が、最大14名までの会議利用を毎月行う場合に最適なプランです。
    スタンダードプラン1名以上もしくはライトプラン(デイタイムプラン)2名以上でご利用可能です(プランに応じて差額が発生します。たとえばライトプラン2名での月1オフィスプランのお申込みの場合は月額30,800円となります)

期間中の対応は以上となりますが、そのほか、スタッフ業務の負担軽減のため、一部業務を簡素化いたします。利用者の方々には大きな影響のない範囲での業務負担軽減を目指しますが、皆様方には感染予防を目的として何らかのご協力をお願いすることもございますことをご承知おきくださいませ。

ご案内は以上となります。
2021年1月9日(土)田中弘治



以下、本対応を行うにあたり運営代表者であるわたしの個人的な考えをお知らせするともに、Co-Edoを活用したいという方々が安心して安全にご利用いただくために、幅広くご意見を募りたいと思います。

率直に申し上げまして、Co-Edoの売上は通常時の半分程度に減っています。ドロップイン利用・月額会員利用はさておき、勉強会・セミナー等による売上の減少分がその大半を占めています。
そんななか政府は2度目の緊急事態宣言を行い、東京都も同じく緊急事態措置を発表いたしました。
発表資料によりますと、事業者向けには「営業時間の短縮、催物(イベント等)の開催制限」を、一般の都民向けとしては「不要不急の外出自粛、特に20時以降の徹底した不要不急の外出自粛」を要請・お願いしているものでした。
個人的な予想としては、協力金を支給するほどの要請をしている飲食店を除くと、その他の業種および都民の多くは、東京都の意向に従わないのではないかと思っています。経済的な理由から従っていられないという事業者や個人の方も多いと思いますし、また、感染症の影響が長期化しているなか、意向に従うことのメリットを感じづらい状況になっていると思われます。
リモートワーク・テレワークの要請をあわせて行っているものの、実施可能な企業の多くはすでに実施済みのところもあると思いますし、どれだけ(全体として)接触機会が減っていくのかは未知数です。
正直に吐露すれば、現状は「従わないほうがメリットが大きい」状況と言えるのではないかと感じました。コワーキングスペースは(ほかの大半の業種と同様)営業時間の短縮は求められていませんし、それによる売上の減少分についての補償もありません。ドロップイン利用であっても、業務を行う場所としてCo-Edoを活用している利用者がいて、少なからず必要とされていることを実感していますし、もちろん売上も重要です。

しかしCo-Edoは結論としては、営業時間の短縮を決断いたしました。

緊急事態宣言および東京都の緊急事態措置の内容が事前に報道されたことで、Co-Edoは3つの選択肢を用意しました。ひとつは現状通り、もうひとつは営業時間を変えずに最終入室時刻を18時までにする、最後が今回採用した案です。最終入室時刻は、夜間の外出抑制に寄与することを目指していますが、それ以上にスタッフ業務の軽減を目的として検討していました。売上減少を最小限にしつつ、期間中のスタッフ業務を減らし、より少人数での運営を目指したからです。
スタッフの意向も確認しつつほぼこの案でいこうと思っていましたが、小池都知事の会見動画と西浦教授の記事をみて意見を変えました。


知事の発表をみた感覚として現状は相当程度に深刻な状況であろうと感じ、かつ、西浦教授の記事からは現状の措置では長期戦を覚悟する必要がある、と考えます。
そうなると「緊急事態宣言の延長」「より効果の大きい要請の実施」を視野に入れる必要があります。
楽観的に予想しても2月中もこの状況は続くでしょうし、3月中旬から4月中旬くらいまでの期間を要するのではないかと思っています(悲観的に予想すれば梅雨時〜夏場まで続くことだってないとはいえません)

仮に昨年と同様の強い措置をとることになった場合でも、Co-Edoを事業目的で使っている利用者がいる以上、現時点で(休業要請の対象とならない限り)Co-Edoを休業することは考えていません。

今回決定した対応は、仮に現状よりも厳しい措置が発表された場合であっても、変えることを考えていません。そのぎりぎりのラインを当初より設定することで、早期に感染拡大を防ぎたいという願いを表しました

幸いCo-Edoを活用していただいている方々には、自ら消毒等を実施していただいています。
とくにこちらからお声がけすることなく進んで実施していただけていることで、Co-Edo内の感染予防に対し、スタッフが疲弊するシーンは一切ありません。本当に感謝しています。
引き続き、利用者もスタッフも一体となって、感染拡大を予防しつつ、自らの業務を滞りなく進めていけることを心より願っています。

上記をご理解いただいたうえで、より利用者の方が安心して安全にご利用いただくためのご意見等がありましたら、運営代表者である田中弘治にぜひ直接ご意見いただければ幸いです。Co-Edoへのメールおよびチャット対応はすべてわたしが行いますので、お気づきの点がございましたら、共にコワーキングをする仲間としてぜひ忌憚ないご意見をいただけますでしょうか。

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2020年12月30日水曜日

1年を振り返り、翌年を迎える準備をする方法

こんにちは。スタッフひかりです。2020年も終わりですね。皆さん本当にありがとうございました。

昨年まで大学生だった私にとって、今年は社会人になって初めて迎える年末〜新年です。私の中で例年と大きく違うところは、この時期に「一年を振り返る」という作業を人生で初めてきちんとやっていること。ありがたいことに、Co-Edoでも1年を振り返り、来年へつなげる作業をする機会があったので、今回はそのことについて書こうと思います。

なぜ今まで年末に振り返り作業をしてこなかったのか

さて、本題に入る前に、なぜ今まで私が振り返り作業をしてこなかったのか、ということですが、それは、10代の終わりからいつもこの時期は忙しすぎて年末年始どころじゃなかった!から笑。

私は高校〜大学まで、音楽科で作曲を専攻していたのですが、高校入学から大学を卒業するまで、毎年2月に作品の提出があったため、ずっとこの時期は家に缶詰で作曲をしていました...(トホホ...)

また、これは音大生&音楽家のあるあるだと思うのですが、秋〜年末はとにかく演奏会が多い!!!ということで(なぜかと言うと芸術の秋、クリスマス、年末の第九など、クラシック音楽のイベントが盛りだくさんなのですよね)本番、本番、本番...と、1年の振り返りどころではないスケジュールであることがいつもの年末でした。詰まるところ、忙しさにかまけて1年を振り返るということまで気がまわらなかったのですね。

今年は大学を卒業したことと、COVID-19の影響で演奏会が開けないため、初めて年末の空気感を感じることができています。こんなに演奏会が無い冬は、恐らくもうしばらくはやってこないような気がするので笑、今年はきちんと1年を振り返り、「区切り」をつける経験をしたい(あわよくば習慣にしたい...)と思います。1年を振り返るということは、自分を振り返り、自らと対話することになるでしょう。それは、セルフケア(自分を思いやること)にもつながると思います。

七味五悦三会

さて、先日、年内最後のMCA(Master of Co-Edo Administration)を開催しました。年内最後ということで、受講生からは「今年を振り返りたい」という声があり、弘治さんが2つの「今年を振り返るメソッド」を教えてくれました。どちらも私は初めて知ったものでしたが、自分を振り返り、自分の内面を見つめ直すのにうってつけだと思ったので皆さんに紹介させてください!

1つ目のメソッドは『七味五悦三会です。これは、江戸時代、庶民は除夜の鐘を聞きながら「七味(ひちみ)、五悦(ごえつ)、三会(さんえ)」を家族で話し合ったというもので、この一年間、初めて食べる美味しいものが七つ、楽しかったことが五つ、その年に初めて会って嬉しかった人が三人いれば、「今年はいい年だったねえ」と喜び合うという風習です。

「振り返りをしよう」と聞くと、なんとなく自分のできなかったことや反省点ばかり出てきてしまうのは私だけでしょうか?自分の失敗や、人に言われて傷ついたこと、失敗した料理...笑...などは強烈に記憶に残るので忘れないものですが、良かったことや楽しかったことは意外にも日常に埋もれていってしまうように思います。素通りしてしまいがちな良かったことに意識を向けて、コミュニティの中で共有し、承認し合う。自分が暖かい気持ちで1年を終わらせられるのはもちろん、その暖かさをその場にいる人たちと分かち合えるのがとってもいいなと思いました。

今回のMCAではメソッドの紹介だけで、実践はしなかったのですが、大晦日に私もCo-Edoとは別の仕事の仕事場でやるつもりです。(ええ、大晦日も仕事です。エッヘン)

2020年満たされたニーズと2021年満たしたいニーズ

2つ目のメソッドは、2020年満たされたニーズを振り返り、2021年満たしたいニーズに思いを馳せるというものです。

必要なものは『NVC』のニーズシートのみ。やり方は以下のとおりです。
①NVCのニーズシートを一人一枚用意し、今年を振り返りながら満たされたニーズをチェックしていきます。
②特に満たされたものを数点(今回は5点でやりました)発表します。
③お互いの満たされたニーズを共有し、味わったら、今度は来年満たしたいニーズにチェックをします。
④特に満たしたいニーズを発表します。

「今年を振り返ろう!」と漠然と思っても、方法を知らないと、一体何から振り返ったら良いのか...と、戸惑うこともあるのではないでしょうか。このメソッドだと、ニーズシートに沿って行うので、やり方はとっても簡単です。しかも、NVCを知らなくてもできちゃいます!
しかし、1つ1つのニーズについて考えていくと、思いのほか、自分と深い対話をすることになります。私は最初、やり方を聞いた時に「とっても簡単じゃーん!これならすぐ選べる!」と思ったのですが、実際やってみると、「このニーズは、あの出来事によって、今◯パーセントくらい満たされているな」という自分との対話が始まり、自分が思っていたよりも選ぶのに時間がかかりました。
また、来年に思いを馳せるときも「やりたいこと」ベースだと、あれもこれも...とたくさん出てきてしまう私にとって、ニーズに絞られたこの方法だと、思考を整理しながら、冴えた状態で考えることができて良かったです。

私が2020年特に満たされたニーズは、
・コミュニケーション
・コミュニティ
・平等
・頭を整理すること
・選択
この5つです。

2020年の1番満たされたニーズは「コミュニティ」でした。
なぜかというと、今年はとにかく人間関係が快適だったからです。学生が終わり、自分が属するコミュニティを自分で選べるようになったということと、Co-Edoで働き始めた影響が大きいと思います。
今まで、私は不健康な人間関係に無理にしがみついて頑張ってしまうことが多かったのですが、そういうものを手放すことが怖くなくなったというか、不健康な人間関係を手放しても「私は私が良いと思うことをやっていける」と肯定できるようになりました。それは、Co-Edoで働き始めたことによって、新たな学びがある日々に私が夢中に、そして必死になっていたからだと思います。それまで不健康にしがみついていた人間関係にコミットメントする暇が、良い意味で全然ありませんでした。また、Co-Edoでスタッフ皆さんと出会えたことも私にとって大きな喜びでした。いつ会っても、「こういう人になりたい」と思わせてくれる人たちです。自然といい影響を受けられる場所に居られることに本当に感謝をしています。そして、私もいい影響を与えられるようになりたいと思うようになりました。


もう1つ、「コミュニケーション」というニーズにチェックがついたことに自分でも驚いています。
今年は『NVC』に出会ったことで、コミュニケーションを取ることへの不安が減ってきているなと思っています。詳しくは2つ前の記事で書いていますが、今までの私だったら「コミュニケーション」にチェックが付くことは考えられませんでした。なぜかというと、「人を傷つけたくない・失望させたくない」という気持ちが強すぎて、話すときに「一体どんな言葉を使えば相手の気分を害さないだろうか...言葉が出てこない...言いたいことがいつも伝わらない...訂正もできない...」という状態に陥ることが多くあるからです。自己内省をすることは大好きなので、自分の気持ちにつながるところまでは、ここ数年で、ある程度は自力でできるようにはなっていました。しかし、それを表現するのはいつも困難だ、と思っていたところで『NVC』に出会い、希望が見出せているところです。

満たされたニーズを味わったら、今度は2021年に満たしたいニーズをあげてみます。
思いやり
配慮/気遣い
空間・余裕
喜び
ユーモア
創造性
私の場合はこんな感じになりました。

「思いやり」「配慮/気遣い」「空間・余裕」は、もっと周りに配慮のできる、周りが見える人になりたいという思いからです。仕事の進め方でも、今やっていることでいっぱいいっぱいになって、周りや先のことが見えなくなりがちなので「よく見ること」に気をまわしたいと思います。NVCを学びながら、コミュニケーションの取り方も、相手に寄り添えるようになりたいです。
また、自分を思いやることも訓練していきたいと思います。今年は与えてもらったことを消化しようと頑張ることが多かったので、かなり寝不足の日々を送っていました。心をすり減らしてくるシステムや人から自分を守れなかったり、許せないことを飲み込まざるを得ないことも多く、それらは私の心身にあまり良くない影響があったと自覚しています。来年の年末は「自分がとても大事」だと言えるようになりたいです。なぜなら、「自分を大事にすること」は結局コミュニティにもいい影響を及ぼすのだと『NVC』で学んだから。

「喜び」「ユーモア」「創造性」については、来年は知識を詰めるばかりではなくて、感性豊かに生きていきたいという思いからあげました。私は、日々のどんな些細な出来事に心を震わせて生きていきたいと思っていて、それが自分のより良い表現活動につながると信じています。もしかしたら「七味五悦三会」を日々意識するのも有効かもしれないですね!

最後に

今年は、ほぼ初めて、このような1年の「振り返り」や「区切り」を体験しました。実際にやってみて、この「振り返り」や「区切り」とは「これは過去に置いていこう」「これは未来に持っていこう」という仕分け作業のようなものだなと感じています。今年は、恐らく多くの人にとって激動の1年だったのではないでしょうか。「区切り」をつけることによって、「悲しさや苦しさは手放して、学びを得て、新たな年に持っていく」ことを皆さんとやりたいです。「七味五悦三会」や「2020年満たされたニーズと2021年満たしたいニーズ」で家族やコミュニティの中で、ぜひ1年を振り返ってみてください。

そして、家族やいつものコミュニティの人たちと今年は会えないという方にオススメしたいのがこちら。『満たしたニーズを記録するWebアプリ』です。ニーズを選んで記録をし、必要に応じてURLを伝えてシェアすることができます。なんとこれを作ったのは弘治さん!!無料アプリなので気軽に使えるところも嬉しいポイントです。是非皆さん使ってください!もちろん、Co-Edoに来てシェアするのも大歓迎です!


最後に。今住んでいる家にテレビを置いていないこともあり、私はよくポッドキャストを聞くのですが、この間、いつも聞いている番組『こんにちは未来』で『NVC』のことが取り上げられていたので、シェアをして終わろうと思います。(『NVC』は『第51回 ジェンダーの話をしよう』で触れられています。)

皆さん、今年は出会ってくださり、本当にありがとうございました。来年も共にによい光に向かって進めますように。





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2020年12月11日金曜日

自分への思いやりを持つこと

こんにちは。スタッフひかりです。前回に引き続き、『NVC』に関連した話題でブログを綴っていこうかと思っています。書籍『NVC 人と人との関係に命を吹き込む法』の第9章に、「思いやりを持って自分自身とつながる」という項目があります。何回か前のCo-Edoの『20時過ぎのラジオ』でも話題に上がっていたこの内容ですが、私も考えさせられることがたくさんあったので、今回はこのトピックで、少し自分のことを書いてみようかと思います。

自分を好きになりたい

ここ数年、私はずっと「自分を好きになれない自分」と戦っているような気がしています。自分の見た目や能力、そして言動に満足できず、今のままの自分を受け入れることがすごく難しい。その気持ちは一体どこから、どのようにして形成されたのか、今回自分の過去を振り返ってみると、おそらく高校生くらいから、自分を好きになれない傾向が強くなっていったような気がします。

私は、高校を芸術系の学校の音楽科に通っていたのですが、当時、同級生たちの特別な背景がすごく羨ましかったのを覚えています。彼らは楽器が上手なのはもちろん、雨の音までドレミで聞こえる精度の絶対音感を持っていて、長期休みには年に数回、海外の音楽セミナーに行き、両親や親戚に著名な音楽家や芸術家がいて、幼少期から特別な音楽教育を受けてきている、それは私には一生手に入らないものに思えました。彼らの特別な一面を知るたびに、自分の何かを奪われたような苛立がありました。運動部に明け暮れていた自分の中学校生活を後悔し、特別な音楽教育を受けさせてくれなかったと、両親を恨んだりして、苦しかったことを覚えています。

しかし、彼らと親しくなるにつれ、彼らが特別になる過程がわかって、とても尊敬するようになりました。彼らのことをよく知らないうちは、努力と結果だけがハイライト的に見えてしまっていたのでしょう。彼らの努力や苦労話を聞いていくうちに、それは私にはできないと思うことがたくさんあり、羨ましさよりも尊敬度の方が勝っていくようになりました。
私の生まれは特別ではないけれど、特別な人と一緒にいれば、彼らの視点を得ることができるし、それが私の世界を変えるような気がします。だから今でも私は音楽をしているのかもしれません。大切なのは彼らと自分を比べるのではなくて、彼らが見ているものを見ることなのだと、高校3年間で体感した私ですが、それでもやっぱり、「周りのみんなが普通にできている(ように見える)ことがなぜ自分はできないのだろう」と、人と自分を比べて落ち込むことは今も多いです。そして、できない自分がどんどん嫌いになっていってしまう。そのループにはまると、精神的に辛くなってくることが多いです。

『NVC』からの学び

『NVC 』の第9章の中に以下のようなことが書いてあります。
「自分自身を非難するより、自分が必要としていることが満たされているか、どのように満たされているかといった視点で自らを評価することを学んだ方が、得られるものははるかに大きい」

今まで、私の周りにはすごい人がたくさんいて、自分も同じくらいすごい人になっていないと「ここに存在していてはいけない」ように心のどこかでずっと思っていました。今、自分が欲しいものや、自分がやりたいことに目を向ける前に、「自分の周りのすごい人だったらどうするか」「どういう選択をしたら自分もすごい人と同じ土俵に立てるか」そんな目線で物事を捉えてきたことをすごくすごく認識させられます。自分が必要とすることがどれくらい、そしてどのように満たされていて、満たされていないのか。そもそも一体、今自分は何を必要としているのか。『NVC 』のこの部分を読んで、私は私自身のことを考えても良いのだと認識した時、なぜかすごく安心して、肩の荷が下りたような気持ちになりました。と同時に自分の弱い部分を抱きしめるような感覚を覚え、これが自分を許したり、思いやることなのかもしれないと実感しているところです。

自分を好きになるには、「良い(と他者に思ってもらえる)人」になれば、「すごい人と同じ土俵に立ち続ければ」自然となれると思って、私はずっと頑張ってきました。そして、そんな私を評価し、賞賛してくれた人も今までたくさんいて、それにはとても感謝しています。しかし、私は頑張り続けても一向に自分を好きにはなれず、もっともっともっと...頑張ればいいことがある、いつか楽になれるとそんな風にしか自分保つことが難しくなってしまったように思います。自分を思いやるということも「頑張った自分にご褒美をあげる(だから頑張る)」とか「時には頑張る自分を甘やかすことも必要(でも甘やかしたらその分頑張る)」とか、そんな風に何かの「見返り」としてあるものだと、正直、どこかでそう捉えていたように思います。

自分を思いやるとは


私にとって「自分を好きになる」ということは、今まで思っていたことは正反対のこと、つまり、自分の弱いところを無くすのではなく、自分の弱いところはそのまま抱きしめることなのではないかと、そんな気付きがありました。そして、強いところはさらに強くしていく。

そう考えると、私にとっての「自分を思いやる」とは、やる気が起きない日に何もしない。ジャンクフードを食べる。コーヒーとアルコールをガブガブ飲む。徹夜、寝坊、遅刻、サボり。化粧とお洒落を忘れる。家にこもる。書けない。うまく喋ることができない。人前で間違える。失敗する。誰かを傷つける。不安や緊張に囚われ、落ち込み、泣く。それでも毎回何度でも自分を許し、何度でもやり直し、生きることを選択し続けることなのかもしれません。
そして、自分を好きにならなくてもOKだと、そう思うことなのかもしれません。というか、自分を好きだとか嫌いだとか、そんな二元論で考えるよりも、私は今日も存在していることを大切にしたいです。

最後に

自分が必要とすることがどれくらい、そしてどのように満たされていて、満たされていないのか。そもそも一体、今自分は何を必要としているのか。自分とつながるために、『NVC』の提唱者であるマーシャルは、「あなたの人生において、やっていても楽しくないことはなんだろうか。やらなければならないと自分に言い聞かせながらやっていることをすべて紙に書き出してみよう」と書籍に中で提案しています。私も、今年が終わるこのベストタイミング(?)で、自分を思いやるために、このリストを作ってみようと思っています。みなさんも、もしよかったら作ってみてください。そしてやってみた感想や、気付きなど、是非シェアしてもらえたら嬉しいです!






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2020年11月25日水曜日

NVC(非暴力コミュニケーション)を学びはじめました!

こんにちは、スタッフひかりです。みなさんはCo-Edoのオーナー弘治さんとスタッフ丸ちゃんが毎週金曜に配信している『20時過ぎのラジオ』はご存知ですか?まだの方はCo-Edoのフェイスブックから聞けるのでぜひチェックしてみてください!

最近の『20時過ぎのラジオ』で話されているトピックは、『NVC』についてです。『NVC』(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)とは、1970年代に、アメリカの臨床心理学者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって体系化され、提唱された、自分の内と外に平和をつくるプロセスであり、双方が満たされることを目指したコミュニケーション方法です。私もこのラジオを聞き始めてから、NVCに興味が出てきて、1週間前から『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版』を読み始めました。

自分はコミュ力がある方だと思っていたけれど...

以前、弘治さんにNVCを紹介してもらった時に、彼が話していたことをよく覚えています。それは、「若い世代の人はコミュニケーションを取ることに比較的困っていないから、NVCに興味を持つ人が、それより上の世代に比べて少ないと思う」といった内容でした。私はこれを聞いて、「確かに自分もコミュニケーションを取るのは得意な方だものな〜」と、なんとなく思ったことを記憶しています。それは、普段接客業をしていることもあり、初めて会う人と話す機会が多いことと、今まで私は、大学や職場などで意識的に「社交的で明るく」振舞うことをしているからです。しかし、この本を読んでいるうちに、実は「自分の気持ちや自分が欲しいものを人に伝えること」に対しては、なんとなく苦手意識を持ち続けていることを思い出しました。『NVC』では、「自分の本当の気持ちを言葉にして、自分が欲しいものを人に伝えること」こそがコミュニケーションだとされています。これを踏まえて自分を振り返ってみると、 実は私って人と話すことやコミュニケーション取ることに困っていたのかも...と ハッとさせられました。

そういえば、ちょうど20歳くらいの時に「自分はこうあるべきだ」という価値観に囚われて、そうなれない自分を恥ずかしく思い、失望し、精神的に辛くなってしまった時期がありました。思い返してみると、その時期が特に「自分の気持ちや意見」を出し辛かったような気がします。人前で何か意見を言おうと思っても、「相手に認められるような良い意見を言わなきゃ」と緊張してしまい、結局何も言えないことが続いていました。終いには自分が辛いということすら言葉にできなくなり、いつもなんだかしんどいと思うようになってしまいました。

この状態を何とか脱却したいともがいた私は、「自分はこうあるべきだ」という価値観は、一体どこから来ていて、それは誰からの期待なのだろうか、ということに疑問を持ち、問い直すことを始めました。その過程で、私は、人は生まれた時から、社会から様々なラベルを張られることを認識します。ラベルは人々を分断してきました。男/女、日本人/外国人、健常者/障害者、常識人/変人、白人/有色人種、健康/不健康...

私は、これらの二項対立的なラベルに自らを当てはめにいき、この枠組みの中で「正しい人」や「勝ち組」を目指していましたが、目指せば目指すほど、これに当てはまらなかったり、不安定だったりする自分を受け入れられず、排除しようとしたり攻撃しようとしたりするから辛かったのだと気づきました。これらの枠組みを疑い、問い直すことを始めたら、この世に正解や不正解だなんてことは無いのではないか、物事はもっとグラデーションで多面的であるのではないかと考えられるようになり、今は少しずつ、自分の「こうあるべき」を解いていき、自分を許したり、労ったりすることを試みています。

その積み重ねの結果、最近は精神的に健康になれる時間が増え、自分の意見を言うこともだんだんとできるようになったし、人前では明るく振る舞えるようになったけれど、一方で、自分は本質的には自己開示が苦手な、内向的で暗い人間だとずっと思っていました。だから、今でも自分の気持ちを話すのが苦手なのだと。でも、人前で社交的に振舞える自分は「コミュニケーションを取ることに困っていない」と本気で思っていたので「コミュニケーションを取ること」と「自分の気持ちを表現すること」は別のこととして認識していたのかもしれません。本当はコミュニケーションが取れなくて困っていたのに、原因は他にあると思い込んできたことがたくさんあるような気がしています。

NVCは表現方法を教えてくれた

「自分の気持ちを表現するのが苦手」なのは、自分が取るに足らない人間だからではない、ということにはたどり着けた私ですが、その原因の根本は、自分に自己開示が苦手な、内向的で側面があるからなのかもしれないとここ数年は思っていました。けれども、実はただ単に「表現方法を知らなかった」だけなのかもしれないと、この本を読んで気がつき、目からウロコがボロボロ落ちてきます。

自分が社会から貼られたラベルに気がつき、それを徹底的に剥がしたいと思った時、私は他人をこのラベルに当てはめるようなことはしたくない、誰かを勝手な判断で評価したり、決めつけたり、価値観を押し付けたくないと思うようになりました。それから、ここ数年は自分が使う言葉や表現にすごく配慮をしています。しかし、使いたくない言葉や表現はあるけれど、では実際、具体的にはどんな言葉を使って話したらいいのか、話す前に悩むようになってしまい、以前とは違った意味で言葉が出なくなったり、言いたいことが言えなかったり...。当たり障りのない会話しかできないことが増えてしまっていることにもどこかで気づいていました。でも、正直な気持ち、自分が使う言葉や表現にすごく配慮をしたいと思っているからこそ、そのせいで当たり障りのない会話しかできなくなっていることをあまり認めたくありません。そんな私に『NVC』は明確な表現方法をシンプルに教えてくれました。今までは、「この言葉は使わないようにしよう」とか「この表現はダメだ」とか、そういった「〜しない」という思考や選択をしていましたが、『NVC』を使うと「共感しよう」や「感情を言葉にしよう」といった「〜しよう」という考え方になるので、私はより能動的に言葉を発せている気持ちになり、自分に自信が持てるようになりそうです。

NVCを実践してみた!

最後に、『NVC』を実践してみてとても嬉しかったことがあったので、それを共有したいと思います。私は、普段、幼稚園児や小学生にピアノを教える仕事もしているのですが、生徒が、私がやって欲しいことを聞いてくれない時、私はどう声をかけたら良いのかわからず、困ってしまうことがよくあります。ただ、無理やり弾かせたり、強要することはしたくないので、結局私はいつも何も言わずにただ見守ることを選んでしまっていました。それでは時間だけがどんどん過ぎていくし、レッスンは進まないし...。
先日のレッスンで、いつものように先日私が「ここを練習しよう」と声をかけても、全然違うところを弾き出す生徒に、私は勉強中の『NVC』を試しに使ってみようと思いました。いつもだったら「なんでそこを弾いちゃうのかな?」と聞くところを、「今、〇〇ちゃんは先生が練習して欲しいと伝えたところと違うところを弾いているね。先生はそれを聞くと、練習して欲しいところをちゃんと〇〇ちゃんに伝えられているか不安になるんだ。伝わっているか確認したいから、なんでここを弾いているのか教えて欲しいな」と伝えたら、彼女は「自分が完璧に弾けないところは、先生の前で弾くのは恥ずかしいのだ」と私に教えてくれたのです!そこで私は、「なるほど、完璧に弾けないのが恥ずかしいと思っているんだね。教えてくれて先生は安心したよ。先生は、〇〇ちゃんの完璧に弾けるところを聞くだけじゃなくて、弾けないところを弾けるようにするお手伝いもしたいから、その部分を聞かせてもらえないかな?」とお願いをしたら、なんと弾けていないところを自ら弾いてくれるようになりました...!この日のレッスンは終始スムーズに進んだため、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。私は『NVC』の超初心者なのに...!
またこの体験から、今まで私は生徒が私の言うことを聞いてくれないのだと思っていましたが、生徒の気持ちを聞けていなかったのは実は私の方だったということにも気付かされました。

まだまだ私は『NVC』を実践し始めて数日しか経っていないのに、こんなに収穫があってとても嬉しく、これからもっと学びたいと強く思っています。スキルアップするのが楽しみだし、前向きな気持ちを持てています。コミュニケーションを取ることに困っている人にはもちろんですが、私のように「そうではない」と感じている人にもきっと、いまを生きる味方になってなってくれると思うので、ぜひ知って欲しいなと思います。
『NVC』に関するリンクを貼っておくので、よかったら見て、対話できたら嬉しいです。





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2020年11月11日水曜日

7つの習慣ボードゲーム会レポートとゲームの魅力を紹介します!

 こんにちは。スタッフのひかりです。
先日、11月6日に、スタッフで集まって「7つの習慣ボードゲーム会」をしました!は、『7つの習慣ボードゲーム』は、成功者の習慣を7つにまとめたビジネス書『7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー著』で書かれている、成功のエッセンスを体験できるボードゲームです。書籍『7つの習慣 』は有名なのでご存知の方も多いと思います。毎週金曜日の夜にCo-Edoが配信している『20時過ぎのラジオ』でも、度々話題に上がっているので、興味のある方はぜひラジオを聞いてみてください!




『7つの習慣ボードゲーム』の内容は、すごくざっくり言うと3〜6人でやるすごろくです。人生ゲームに少し似ているかもしれません。今回は、弘治さん、ともりん、みなみさん、まるちゃん、ひかりの5人でプレイしました。弘治さん、ともりん、みなみさんの3人は以前Co-Edoでプレイしたことがありましたが、まるちゃんと私は初めてだったので、ルールの説明などを含めながら進めました。ルール説明含め、5人でプレイをしてかかった時間は2時間くらいでしたよ。
ちなみに、私は『7つの習慣』はまだ途中までしか読んでいないのですが、それでもゲームは十分楽しめました!今回は、そんな私目線で、このゲームの魅力を紹介しようと思います。

競争ではなく、協力して進めるゲーム

これは、『7つの習慣ボードゲーム』をやってみて、私が一番面白いと思ったことです。複数人でやるゲームで、ゴールがあって順位が決まるものだと、勝つためには「他のプレーヤーを蹴落としてのし上がる」というような概念があったのですが、このゲームでは「自分の勝ち」だけを意識していてはゴール(ミッション達成)できません。
例えば、ゲームの中では「プロジェクト」というものがあり、これを受けると報酬として、ミッションを達成するために必要な「お金」と「信頼チップ」を手に入れることができます。しかし、この「プロジェクト」は1人では完遂することはできません。ではどうするか。他のプレイヤーに人材を派遣してもらえるように交渉をするのです!ここでは、取引相手の欲しいものを理解し、相手と自分の双方に利益のある選択肢をを考え出すことが求められます。この「プロジェクト」を通して、まさに第四の習慣「Win-Winを考える」の実践ができると思いましたよ!
そして、相手の欲しいものは、黙って様子を伺っているだけではわかりません。相手に尋ね、対話を重ねることで初めて見えてきます。この「対話を重視する」という空気がプレイ中に流れていたことは、私にとって心地が良いものでした。これはきっと普段の人間関係の中でも同じだと思います。私は、「相手がどんな人なのか」ということは、自分の勝手な解釈や他者の評価に頼らずに、自分でよく見て理解したいと思います。声を聞くことできちんと個人に向き合う努力を怠りたくありません。「対話を重視する」ということは、相手を尊重するための重要な方法だと私は考えています。




また、ユニークだなと思ったのがゲームを進める際に、自分の「情報を隠す」ことがあまりないことです。他のゲームだと、通常「他のプレイヤーには見せてはいけない(見られてはいけない)カード」があり、1人で秘密裏に(?)戦略を立てていくことが多いと思いますが、このゲームでは基本的に「隠さなくてはいけない情報」はありません(見せても見せなくてもいいカードはあります)。自分の情報を開示しながらゲームを進めると、他のプレイヤーからゴールに近づくためのアドバイスをもらえたりもしちゃいます。これは他のゲームではあまり経験をしたことがありませんでした。実際に1人で秘密裏に進めるより、情報を開示しながら他者と共有して進めた方が、悩むことが少なかったり、結果として早くミッションが達成できることを実感しました。悩むことが少なくなると、その分、考えることに多くのスペースを割くことができるからこそ、結果として早くミッションが達成できることに繋がるのだと思います。
また、情報を共有しながらゲームを進めていくと、だんだん自分が一番にゴールするのではなくて、自然と全員がゴールできることを目指すようになっていくのが面白かったです!

私たちは、決められた枠組みの中で競争をし、「一人勝ち」や「勝ち組」になることを求めがちですが、果たして、「一人勝ち」や「勝ち組」になれば満たされるのでしょうか?
そもそも「他者を蹴落として強者になる」といったような、決められた枠組み自体を、私は問い直したいとプレイをしていて思いました。

コミュニケーションが増える

先述したように、他のゲームに良くあるような「運」と「戦略」だけを考えていてはゴールできないのがこのゲームの特徴です。「プレイヤーそれぞれのニーズは何か」というのを対話しながらゲームを進めるので、自ずとコミュニケーションが増えます。
当初は個人個人でゴールを目指していくのかな、と思っていたのですが、ゲームが終盤に近づくにつれて、プレイヤーみんなでゴールを目指すような、そんな一体感を感じました。良いコミュニケーションが取れれば取れるほどミッション達成に近づくゲームだと思います。コミュニティのチームワークを育む目的にも、うってつけのゲームではないでしょうか。



次回の抱負

このゲームも「運」と「戦略」でのし上がるゲームなのかな、と当初は思っていたため、なかなか積極的にコミュニケーションを取りに行けませんでした。交渉をするということやコミュニケーションを取るということに、受け身になってしまっていたのが残念だった!もっとガンガン交渉して主体的にゲームを動かせたらきっともっと面白かったぞ!!と思うので、次回の課題にしたいと思います◎

『7つの習慣ボードゲーム』をもしやってみたいという方がいらっしゃいましたらCo-Edoで一緒にやりませんか?是非お声がけください!

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2020年11月3日火曜日

「第1回MCA(Master of Co-Edo Administration)」でのアイスブレイクを通して考えたこと

 こんにちは!Co-Edoに7月から参加しているスタッフのひかりです。これからブログで私がCo-Edoで学んだことや考えたこと...あれやこれやを発信していきたいなと思います。どうぞよろしくお願いします!


ここ数ヶ月の間にCo-Edoには私の他に、まるちゃんとサラの2人のnewスタッフが入りました。3人とも、もっとCo-Edoの歴史や、いかにしてCo-Edoというコミュニティが作られてきたのかが知りたいぞ!ということで...
新しく入ったスタッフ3人(ひかり・まるちゃん・サラ)とオーナー弘治さんで、「Co-Edoについての認識、及び、それぞれが目指す方向を揃えることを目的に、Co-Edoを運営していく上でのケーススタディをする勉強会」.......その名も『MCA(Master of Co-Edo Administration)』(みなさんお気付きでしょうか...そう、MBAを文字っているのですよ!笑)を定期的に開催することにしました。


記念すべき第1回MCAは、2020年10月30日(金)に開催されました。
初回のトークテーマは、アイスブレイクも兼ねてまずは「自己紹介」と、サラの「Co-Edoではイベントの利用もあるけれど、そもそもイベントって何?」という疑問から、「Co-Edoで開催されるイベントとはどういうものか」についてででした。

さて、何度か顔を合わせてはいるものの、実はお互いのことを深くは知らなかった私たち。アイスブレイクも兼ねて、弘治さんの提案の自己紹介メソッドを試してみました。これがシンプルなのに結構面白くて、単なる自己紹介に留まらず、自然とそれぞれの想いや深い話までもが聞けました。今回はこの自己紹介メソッドと、そこで話した内容から私が考えたことをシェアしようと思います。

自己紹介メソッドその1〜名前について語ろう〜

まずは自分の名前について語ります。内容は、自分の苗字について語っても、名前について語っても、名前の由来について語っても、名前というものに対して自分がどう思っているかについて語っても、名前についてなら何でもいいので語ろう、というもの。今回は、1人1〜2分程度ずつ話しましたよ。名前、と一口に言っても語ることは様々です。名前の由来について語る人、画数について語る人もいれば響きについて語る人も。他者からどういう名前で呼ばれること多いか、また、自分はどういう名前で呼ばれたいのか。漢字で書いた時の見た目の格好よさについて語ってくれた人もいましたし、自分の名前が気に入っていることについて語ってくれた人もいました。

それぞれの名前についてのエピソードや想いを、名前とセットにして聞くと、単純にすごく覚えやすいなと思いました。個人的な物語を通して認知することで、ただの記号だった名前に、それぞれの人格や考え、主体性、個人史、思考といった諸々の側面までもが滲むようになるので、きっともう忘れられません笑。ちなみに、今回は全員、漢字についてのエピソードも話してくれたので、私はみなさんの名前がどういう字を書くのかまで、バッチリ記憶に残りましたよ!

特に印象的だったのが、サラが「自分の名前の響きは日本でも海外でも通じるから、その点も気に入っている」と話していたこと。この発言を聞いて、私は初めて、名前には、その響きによって「〇〇人だ」と判断されかねない要素があることを考えさせられました。と同時に、私も名前の響きで「きっとこの人は日本人じゃないだろう」とか「きっとこの人は女性だろう」とか「この人は若い人じゃないかしら」とか、そんな勝手なフィルターを無意識のうちにかけていることに気がつきました。本人と向き合う前に、名前だけでそういった判断をしてしまうことはいささか高慢なような気もします。また、日本で生活する上で、私は「名前で判断されて困った経験」をしたことはなかったけれども、もし自分の名前の響きが「日本人らしくなかったら」「女性らしいものじゃなかったら」どうだっただろうかと考えてしまいました。みなさんはどう思いますか?

自己紹介メソッドその2〜家族について語ろう

次は家族について語ります。こちらは、自分の家族について語ってもいいし、そうではなくて、家族観などを語ってもいい。家族に関する話なら自由に何でもOKです。これは、海外の演劇の場面で使われているメソッドの一つだそう。日本は、劇団という形で同じメンバーで公演を重ねていくことが多いのですが、海外はプロデュースという形で毎回個人が集められて公演を行うことが多いので、自己紹介やお互いのことを知る機会が必須です。家族について語ることは、集められたメンバーが短期間でお互いのことを知るためにとても有効な方法として使われているそうです。
確かに今回このトピックで話してみて、1人5分程度しか語っていない今まで一緒に仕事をしてきただけでは見えてこなかった、それぞれの人となりや人間性といった、より個人的な部分に触れられたような気がします。

私は自分の実家や、家族と過ごす時間があまり心地の良いものにならない経験が多かったこともあり、「血のつながりが1番だ」とか「家族はなんでも分かり合える唯一無二の存在だ」のような認識に複雑な思いを抱いてきました。学生時代はずっと1人暮らしがしたいと思っていたし、社会人になり、実家を出たら、出る前よりも精神的に楽に過ごせているような気がします。自分にそういう実感がある故に、なんとなく、世の中のみんなもそういう思いをもっているような気になっていたのですが、今回、みなさんの「家族についての想いや考え」を聞くと、「家族が本当に大好きだ」とか「よく連絡を取る」とか、逆に「わざわざ頻繁に連絡を取ることはないけれど、お互いに心配はしていない」といったように本当に4者4様でした。特に、「家族が本当に大好きで何でも話せる」という家族像は私にとってすごく新鮮に映りました。そして、そう思える人間関係ってとても素敵だなと思いました。
家族のあり方はそれぞれだからこそ、血が繋がっていようがいまいが、自分が安心してありのままの自分で居られる場所、生きることを肯定しあえる関係、そんな場所や人を家族と定義したいと私は思います。

おわりに

さて、こんな感じで(?)名前と家族についてお互いに話しましたよ。お互いの人となりがにじみ出る、とても面白い自己紹介メソッドでした。シンプルで何も難しいこともないので、Co-Edo以外でも積極的に使いたいなと思います。

また、今回皆さんの個人的な物語を聞くことで、自分には無かった視点を得られ、そこから思考を巡らせることができました。個人的にとても良いなあと思ったのは、MCAではそれぞれが話すことに対して、否定や、勝手な評価をされることがなく、すべての考えを尊重する空気が常に流れていたことです。Co-Edoのスタッフは年齢も、Co-Edo以外でやっているお仕事も全然違う人たちが集まっています。違うからこそ、お互いを尊重し、良い影響を与えながら一緒にCo-Edoを盛り上げていけたらいいな、と思います。

皆さんも良かったらアイスブレイクに試してみてくださいね!また、ブログを読んでくださった皆さんについてもぜひ聞かせてください。Co-Edoでお話ししましょう〜!




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2020年5月29日金曜日

緊急事態宣言の解除および東京都の緊急事態措置STEP2への移行に伴い、Co-Edoのドロップイン営業時間を通常通りに戻します

本日、東京都の緊急事態措置についてSTEP2への移行が発表されました(6月1日 0:00AMより)
これにより商業施設にあたるコワーキングスペース茅場町 Co-Edoと、集会・展示施設にあたるセミナールーム茅場町 Co-Edo 3F 貸会議室の両施設とも、休業要請の対象から外れました。

それをうけ6月1日(月)より、どちらも通常通りの営業時間に戻します。
ひきつづき新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染防止を目的とし、一部の施策につきましては継続するものもありますので、詳しくは以下ご確認くださいませ。

また、今後再度の感染拡大が想定されるため、感染者数等の状況をひきつづき確認いたしまして、必要に応じてあらためて特別営業体制をとる可能性がありますので、あらかじめご理解のうえ最新の情報を公式サイト公式ブログでご確認くださいますようお願いいたします。


2020/06/01 〜 


① コワーキング利用(ドロップインによる一時利用)
通常通りの営業時間でご利用いただけます。(平日10時〜21時/土日祝10時〜18時)

② NewWork・OFFICE PASSによるコワーキング利用
通常通りの営業時間でご利用いただけます。(平日10時〜21時/土日祝10時〜18時)

③ コワーキング利用(回数券利用によるドロップイン・一時利用)
通常通りの営業時間でご利用いただけます。(平日10時〜21時/土日祝10時〜18時)

※ 暫定的に利用期限を(本来の90日間に関わらず)2020年8月末日までといたします(2020年6月30日までに購入した分に適用)

④ コワーキング利用(月額会員)
通常通りご利用いただけます。

⑤ 勉強会等のイベント利用
通常通りご利用いただけますが、イベント主催者の方はイベント管理サイト等の利用によりすべての参加者への連絡がいつでもできるようにしてください。(もしくはCo-Edoでの受付時に参加者の方に連絡先の記載をしていただきます)
パーティー形式のイベント等については、接触感染等に充分配慮のうえ開催していただきますようお願いいたします。

Web上で利用可能な「みんなのバーチャルコワーキングジャパン(みんコワ)」上で、オンラインのイベント開催が可能です。
開催希望の主催者の方は、ご相談ください。

⑥ 貸切利用(3F セミナールーム)
通常通りご利用いただけます。




運営にあたり配慮すること


引き続き、接触感染につながる可能性の高い箇所について、定期的なアルコール消毒の頻度を増やして実施していきます。(自動ドア・エレベーター等のボタン、扉の取っ手、共用するもの等)
品薄のため提供を停止している手指消毒用アルコールやマスク配布についても、入手可能になり次第再開いたします。
手指用消毒液(ビオレu 手指の消毒液)は6月7日より各階トイレに再設置しています。 ハンドソープとあわせてご利用くださいませ。
厚生労働省はContact Tracing(接触追跡)が可能なアプリケーションを6月中を目処に開発しているとのことです。それが普及するまでは、ひきつづき、万が一クラスターが発生した際に接触経路をおえるよう連絡先の記入を継続いたします。

また原則的に換気のため窓を開けっ放しにしたいと考えています。天候次第では閉め切ることもありますが、いずれにおいてもご理解・ご協力をお願いいたします。


再び感染拡大が起きた場合


新規感染者数・感染経路不明率・政府や地方自治体の方針・社会インフラの稼働状況・利用者数を踏まえ、状況に応じて段階的に利用制限を行います。


6月1日以降の営業体制を考えるにあたり


緊急事態措置緩和後の営業体制を考えるにあたり、5月20日に運営代表者の個人ブログにて、方針をまとめていますので、興味のある方はご覧いただければ幸いです。

繰り返し申し上げていますが、COVID-19対策に正解はなく、日々かわりゆく状況をもとに、各事業者が利用者・スタッフ・ご家族等の安心・安全な環境をつくりつつ、経営判断していくものと考えています。
ひきつづき、利用者・スタッフおよびCo-Edoに出入りするすべての方が、安心して安全に過ごせる環境を、利用者の皆様とともに築いていけたら幸いです。

当判断についての一切の問い合わせは、(他のスタッフではなく)田中弘治本人に、直接していただければ幸いです。
どのような厳しい意見であっても、お互いのニーズを満たせるよう、真摯に対応いたします。



謝辞


特別営業期間中は、ご利用者のみなさまに感染防止の各種施策にご協力いただきましてまことにありがとうございます。
おかげさまでスタッフの出社を期間中2回だけにすることができ、今日現在においてスタッフの感染の確認はないことから、ひきつづき安心してご利用いただけるCo-Edoをご用意できそうです。

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