2020年11月25日水曜日

NVC(非暴力コミュニケーション)を学びはじめました!

こんにちは、スタッフひかりです。みなさんはCo-Edoのオーナー弘治さんとスタッフ丸ちゃんが毎週金曜に配信している『20時過ぎのラジオ』はご存知ですか?まだの方はCo-Edoのフェイスブックから聞けるのでぜひチェックしてみてください!

最近の『20時過ぎのラジオ』で話されているトピックは、『NVC』についてです。『NVC』(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)とは、1970年代に、アメリカの臨床心理学者マーシャル・B・ローゼンバーグ博士によって体系化され、提唱された、自分の内と外に平和をつくるプロセスであり、双方が満たされることを目指したコミュニケーション方法です。私もこのラジオを聞き始めてから、NVCに興味が出てきて、1週間前から『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版』を読み始めました。

自分はコミュ力がある方だと思っていたけれど...

以前、弘治さんにNVCを紹介してもらった時に、彼が話していたことをよく覚えています。それは、「若い世代の人はコミュニケーションを取ることに比較的困っていないから、NVCに興味を持つ人が、それより上の世代に比べて少ないと思う」といった内容でした。私はこれを聞いて、「確かに自分もコミュニケーションを取るのは得意な方だものな〜」と、なんとなく思ったことを記憶しています。それは、普段接客業をしていることもあり、初めて会う人と話す機会が多いことと、今まで私は、大学や職場などで意識的に「社交的で明るく」振舞うことをしているからです。しかし、この本を読んでいるうちに、実は「自分の気持ちや自分が欲しいものを人に伝えること」に対しては、なんとなく苦手意識を持ち続けていることを思い出しました。『NVC』では、「自分の本当の気持ちを言葉にして、自分が欲しいものを人に伝えること」こそがコミュニケーションだとされています。これを踏まえて自分を振り返ってみると、 実は私って人と話すことやコミュニケーション取ることに困っていたのかも...と ハッとさせられました。

そういえば、ちょうど20歳くらいの時に「自分はこうあるべきだ」という価値観に囚われて、そうなれない自分を恥ずかしく思い、失望し、精神的に辛くなってしまった時期がありました。思い返してみると、その時期が特に「自分の気持ちや意見」を出し辛かったような気がします。人前で何か意見を言おうと思っても、「相手に認められるような良い意見を言わなきゃ」と緊張してしまい、結局何も言えないことが続いていました。終いには自分が辛いということすら言葉にできなくなり、いつもなんだかしんどいと思うようになってしまいました。

この状態を何とか脱却したいともがいた私は、「自分はこうあるべきだ」という価値観は、一体どこから来ていて、それは誰からの期待なのだろうか、ということに疑問を持ち、問い直すことを始めました。その過程で、私は、人は生まれた時から、社会から様々なラベルを張られることを認識します。ラベルは人々を分断してきました。男/女、日本人/外国人、健常者/障害者、常識人/変人、白人/有色人種、健康/不健康...

私は、これらの二項対立的なラベルに自らを当てはめにいき、この枠組みの中で「正しい人」や「勝ち組」を目指していましたが、目指せば目指すほど、これに当てはまらなかったり、不安定だったりする自分を受け入れられず、排除しようとしたり攻撃しようとしたりするから辛かったのだと気づきました。これらの枠組みを疑い、問い直すことを始めたら、この世に正解や不正解だなんてことは無いのではないか、物事はもっとグラデーションで多面的であるのではないかと考えられるようになり、今は少しずつ、自分の「こうあるべき」を解いていき、自分を許したり、労ったりすることを試みています。

その積み重ねの結果、最近は精神的に健康になれる時間が増え、自分の意見を言うこともだんだんとできるようになったし、人前では明るく振る舞えるようになったけれど、一方で、自分は本質的には自己開示が苦手な、内向的で暗い人間だとずっと思っていました。だから、今でも自分の気持ちを話すのが苦手なのだと。でも、人前で社交的に振舞える自分は「コミュニケーションを取ることに困っていない」と本気で思っていたので「コミュニケーションを取ること」と「自分の気持ちを表現すること」は別のこととして認識していたのかもしれません。本当はコミュニケーションが取れなくて困っていたのに、原因は他にあると思い込んできたことがたくさんあるような気がしています。

NVCは表現方法を教えてくれた

「自分の気持ちを表現するのが苦手」なのは、自分が取るに足らない人間だからではない、ということにはたどり着けた私ですが、その原因の根本は、自分に自己開示が苦手な、内向的で側面があるからなのかもしれないとここ数年は思っていました。けれども、実はただ単に「表現方法を知らなかった」だけなのかもしれないと、この本を読んで気がつき、目からウロコがボロボロ落ちてきます。

自分が社会から貼られたラベルに気がつき、それを徹底的に剥がしたいと思った時、私は他人をこのラベルに当てはめるようなことはしたくない、誰かを勝手な判断で評価したり、決めつけたり、価値観を押し付けたくないと思うようになりました。それから、ここ数年は自分が使う言葉や表現にすごく配慮をしています。しかし、使いたくない言葉や表現はあるけれど、では実際、具体的にはどんな言葉を使って話したらいいのか、話す前に悩むようになってしまい、以前とは違った意味で言葉が出なくなったり、言いたいことが言えなかったり...。当たり障りのない会話しかできないことが増えてしまっていることにもどこかで気づいていました。でも、正直な気持ち、自分が使う言葉や表現にすごく配慮をしたいと思っているからこそ、そのせいで当たり障りのない会話しかできなくなっていることをあまり認めたくありません。そんな私に『NVC』は明確な表現方法をシンプルに教えてくれました。今までは、「この言葉は使わないようにしよう」とか「この表現はダメだ」とか、そういった「〜しない」という思考や選択をしていましたが、『NVC』を使うと「共感しよう」や「感情を言葉にしよう」といった「〜しよう」という考え方になるので、私はより能動的に言葉を発せている気持ちになり、自分に自信が持てるようになりそうです。

NVCを実践してみた!

最後に、『NVC』を実践してみてとても嬉しかったことがあったので、それを共有したいと思います。私は、普段、幼稚園児や小学生にピアノを教える仕事もしているのですが、生徒が、私がやって欲しいことを聞いてくれない時、私はどう声をかけたら良いのかわからず、困ってしまうことがよくあります。ただ、無理やり弾かせたり、強要することはしたくないので、結局私はいつも何も言わずにただ見守ることを選んでしまっていました。それでは時間だけがどんどん過ぎていくし、レッスンは進まないし...。
先日のレッスンで、いつものように先日私が「ここを練習しよう」と声をかけても、全然違うところを弾き出す生徒に、私は勉強中の『NVC』を試しに使ってみようと思いました。いつもだったら「なんでそこを弾いちゃうのかな?」と聞くところを、「今、〇〇ちゃんは先生が練習して欲しいと伝えたところと違うところを弾いているね。先生はそれを聞くと、練習して欲しいところをちゃんと〇〇ちゃんに伝えられているか不安になるんだ。伝わっているか確認したいから、なんでここを弾いているのか教えて欲しいな」と伝えたら、彼女は「自分が完璧に弾けないところは、先生の前で弾くのは恥ずかしいのだ」と私に教えてくれたのです!そこで私は、「なるほど、完璧に弾けないのが恥ずかしいと思っているんだね。教えてくれて先生は安心したよ。先生は、〇〇ちゃんの完璧に弾けるところを聞くだけじゃなくて、弾けないところを弾けるようにするお手伝いもしたいから、その部分を聞かせてもらえないかな?」とお願いをしたら、なんと弾けていないところを自ら弾いてくれるようになりました...!この日のレッスンは終始スムーズに進んだため、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。私は『NVC』の超初心者なのに...!
またこの体験から、今まで私は生徒が私の言うことを聞いてくれないのだと思っていましたが、生徒の気持ちを聞けていなかったのは実は私の方だったということにも気付かされました。

まだまだ私は『NVC』を実践し始めて数日しか経っていないのに、こんなに収穫があってとても嬉しく、これからもっと学びたいと強く思っています。スキルアップするのが楽しみだし、前向きな気持ちを持てています。コミュニケーションを取ることに困っている人にはもちろんですが、私のように「そうではない」と感じている人にもきっと、いまを生きる味方になってなってくれると思うので、ぜひ知って欲しいなと思います。
『NVC』に関するリンクを貼っておくので、よかったら見て、対話できたら嬉しいです。





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2020年11月11日水曜日

7つの習慣ボードゲーム会レポートとゲームの魅力を紹介します!

 こんにちは。スタッフのひかりです。
先日、11月6日に、スタッフで集まって「7つの習慣ボードゲーム会」をしました!は、『7つの習慣ボードゲーム』は、成功者の習慣を7つにまとめたビジネス書『7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー著』で書かれている、成功のエッセンスを体験できるボードゲームです。書籍『7つの習慣 』は有名なのでご存知の方も多いと思います。毎週金曜日の夜にCo-Edoが配信している『20時過ぎのラジオ』でも、度々話題に上がっているので、興味のある方はぜひラジオを聞いてみてください!




『7つの習慣ボードゲーム』の内容は、すごくざっくり言うと3〜6人でやるすごろくです。人生ゲームに少し似ているかもしれません。今回は、弘治さん、ともりん、みなみさん、まるちゃん、ひかりの5人でプレイしました。弘治さん、ともりん、みなみさんの3人は以前Co-Edoでプレイしたことがありましたが、まるちゃんと私は初めてだったので、ルールの説明などを含めながら進めました。ルール説明含め、5人でプレイをしてかかった時間は2時間くらいでしたよ。
ちなみに、私は『7つの習慣』はまだ途中までしか読んでいないのですが、それでもゲームは十分楽しめました!今回は、そんな私目線で、このゲームの魅力を紹介しようと思います。

競争ではなく、協力して進めるゲーム

これは、『7つの習慣ボードゲーム』をやってみて、私が一番面白いと思ったことです。複数人でやるゲームで、ゴールがあって順位が決まるものだと、勝つためには「他のプレーヤーを蹴落としてのし上がる」というような概念があったのですが、このゲームでは「自分の勝ち」だけを意識していてはゴール(ミッション達成)できません。
例えば、ゲームの中では「プロジェクト」というものがあり、これを受けると報酬として、ミッションを達成するために必要な「お金」と「信頼チップ」を手に入れることができます。しかし、この「プロジェクト」は1人では完遂することはできません。ではどうするか。他のプレイヤーに人材を派遣してもらえるように交渉をするのです!ここでは、取引相手の欲しいものを理解し、相手と自分の双方に利益のある選択肢をを考え出すことが求められます。この「プロジェクト」を通して、まさに第四の習慣「Win-Winを考える」の実践ができると思いましたよ!
そして、相手の欲しいものは、黙って様子を伺っているだけではわかりません。相手に尋ね、対話を重ねることで初めて見えてきます。この「対話を重視する」という空気がプレイ中に流れていたことは、私にとって心地が良いものでした。これはきっと普段の人間関係の中でも同じだと思います。私は、「相手がどんな人なのか」ということは、自分の勝手な解釈や他者の評価に頼らずに、自分でよく見て理解したいと思います。声を聞くことできちんと個人に向き合う努力を怠りたくありません。「対話を重視する」ということは、相手を尊重するための重要な方法だと私は考えています。




また、ユニークだなと思ったのがゲームを進める際に、自分の「情報を隠す」ことがあまりないことです。他のゲームだと、通常「他のプレイヤーには見せてはいけない(見られてはいけない)カード」があり、1人で秘密裏に(?)戦略を立てていくことが多いと思いますが、このゲームでは基本的に「隠さなくてはいけない情報」はありません(見せても見せなくてもいいカードはあります)。自分の情報を開示しながらゲームを進めると、他のプレイヤーからゴールに近づくためのアドバイスをもらえたりもしちゃいます。これは他のゲームではあまり経験をしたことがありませんでした。実際に1人で秘密裏に進めるより、情報を開示しながら他者と共有して進めた方が、悩むことが少なかったり、結果として早くミッションが達成できることを実感しました。悩むことが少なくなると、その分、考えることに多くのスペースを割くことができるからこそ、結果として早くミッションが達成できることに繋がるのだと思います。
また、情報を共有しながらゲームを進めていくと、だんだん自分が一番にゴールするのではなくて、自然と全員がゴールできることを目指すようになっていくのが面白かったです!

私たちは、決められた枠組みの中で競争をし、「一人勝ち」や「勝ち組」になることを求めがちですが、果たして、「一人勝ち」や「勝ち組」になれば満たされるのでしょうか?
そもそも「他者を蹴落として強者になる」といったような、決められた枠組み自体を、私は問い直したいとプレイをしていて思いました。

コミュニケーションが増える

先述したように、他のゲームに良くあるような「運」と「戦略」だけを考えていてはゴールできないのがこのゲームの特徴です。「プレイヤーそれぞれのニーズは何か」というのを対話しながらゲームを進めるので、自ずとコミュニケーションが増えます。
当初は個人個人でゴールを目指していくのかな、と思っていたのですが、ゲームが終盤に近づくにつれて、プレイヤーみんなでゴールを目指すような、そんな一体感を感じました。良いコミュニケーションが取れれば取れるほどミッション達成に近づくゲームだと思います。コミュニティのチームワークを育む目的にも、うってつけのゲームではないでしょうか。



次回の抱負

このゲームも「運」と「戦略」でのし上がるゲームなのかな、と当初は思っていたため、なかなか積極的にコミュニケーションを取りに行けませんでした。交渉をするということやコミュニケーションを取るということに、受け身になってしまっていたのが残念だった!もっとガンガン交渉して主体的にゲームを動かせたらきっともっと面白かったぞ!!と思うので、次回の課題にしたいと思います◎

『7つの習慣ボードゲーム』をもしやってみたいという方がいらっしゃいましたらCo-Edoで一緒にやりませんか?是非お声がけください!

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2020年11月3日火曜日

「第1回MCA(Master of Co-Edo Administration)」でのアイスブレイクを通して考えたこと

 こんにちは!Co-Edoに7月から参加しているスタッフのひかりです。これからブログで私がCo-Edoで学んだことや考えたこと...あれやこれやを発信していきたいなと思います。どうぞよろしくお願いします!


ここ数ヶ月の間にCo-Edoには私の他に、まるちゃんとサラの2人のnewスタッフが入りました。3人とも、もっとCo-Edoの歴史や、いかにしてCo-Edoというコミュニティが作られてきたのかが知りたいぞ!ということで...
新しく入ったスタッフ3人(ひかり・まるちゃん・サラ)とオーナー弘治さんで、「Co-Edoについての認識、及び、それぞれが目指す方向を揃えることを目的に、Co-Edoを運営していく上でのケーススタディをする勉強会」.......その名も『MCA(Master of Co-Edo Administration)』(みなさんお気付きでしょうか...そう、MBAを文字っているのですよ!笑)を定期的に開催することにしました。


記念すべき第1回MCAは、2020年10月30日(金)に開催されました。
初回のトークテーマは、アイスブレイクも兼ねてまずは「自己紹介」と、サラの「Co-Edoではイベントの利用もあるけれど、そもそもイベントって何?」という疑問から、「Co-Edoで開催されるイベントとはどういうものか」についてででした。

さて、何度か顔を合わせてはいるものの、実はお互いのことを深くは知らなかった私たち。アイスブレイクも兼ねて、弘治さんの提案の自己紹介メソッドを試してみました。これがシンプルなのに結構面白くて、単なる自己紹介に留まらず、自然とそれぞれの想いや深い話までもが聞けました。今回はこの自己紹介メソッドと、そこで話した内容から私が考えたことをシェアしようと思います。

自己紹介メソッドその1〜名前について語ろう〜

まずは自分の名前について語ります。内容は、自分の苗字について語っても、名前について語っても、名前の由来について語っても、名前というものに対して自分がどう思っているかについて語っても、名前についてなら何でもいいので語ろう、というもの。今回は、1人1〜2分程度ずつ話しましたよ。名前、と一口に言っても語ることは様々です。名前の由来について語る人、画数について語る人もいれば響きについて語る人も。他者からどういう名前で呼ばれること多いか、また、自分はどういう名前で呼ばれたいのか。漢字で書いた時の見た目の格好よさについて語ってくれた人もいましたし、自分の名前が気に入っていることについて語ってくれた人もいました。

それぞれの名前についてのエピソードや想いを、名前とセットにして聞くと、単純にすごく覚えやすいなと思いました。個人的な物語を通して認知することで、ただの記号だった名前に、それぞれの人格や考え、主体性、個人史、思考といった諸々の側面までもが滲むようになるので、きっともう忘れられません笑。ちなみに、今回は全員、漢字についてのエピソードも話してくれたので、私はみなさんの名前がどういう字を書くのかまで、バッチリ記憶に残りましたよ!

特に印象的だったのが、サラが「自分の名前の響きは日本でも海外でも通じるから、その点も気に入っている」と話していたこと。この発言を聞いて、私は初めて、名前には、その響きによって「〇〇人だ」と判断されかねない要素があることを考えさせられました。と同時に、私も名前の響きで「きっとこの人は日本人じゃないだろう」とか「きっとこの人は女性だろう」とか「この人は若い人じゃないかしら」とか、そんな勝手なフィルターを無意識のうちにかけていることに気がつきました。本人と向き合う前に、名前だけでそういった判断をしてしまうことはいささか高慢なような気もします。また、日本で生活する上で、私は「名前で判断されて困った経験」をしたことはなかったけれども、もし自分の名前の響きが「日本人らしくなかったら」「女性らしいものじゃなかったら」どうだっただろうかと考えてしまいました。みなさんはどう思いますか?

自己紹介メソッドその2〜家族について語ろう

次は家族について語ります。こちらは、自分の家族について語ってもいいし、そうではなくて、家族観などを語ってもいい。家族に関する話なら自由に何でもOKです。これは、海外の演劇の場面で使われているメソッドの一つだそう。日本は、劇団という形で同じメンバーで公演を重ねていくことが多いのですが、海外はプロデュースという形で毎回個人が集められて公演を行うことが多いので、自己紹介やお互いのことを知る機会が必須です。家族について語ることは、集められたメンバーが短期間でお互いのことを知るためにとても有効な方法として使われているそうです。
確かに今回このトピックで話してみて、1人5分程度しか語っていない今まで一緒に仕事をしてきただけでは見えてこなかった、それぞれの人となりや人間性といった、より個人的な部分に触れられたような気がします。

私は自分の実家や、家族と過ごす時間があまり心地の良いものにならない経験が多かったこともあり、「血のつながりが1番だ」とか「家族はなんでも分かり合える唯一無二の存在だ」のような認識に複雑な思いを抱いてきました。学生時代はずっと1人暮らしがしたいと思っていたし、社会人になり、実家を出たら、出る前よりも精神的に楽に過ごせているような気がします。自分にそういう実感がある故に、なんとなく、世の中のみんなもそういう思いをもっているような気になっていたのですが、今回、みなさんの「家族についての想いや考え」を聞くと、「家族が本当に大好きだ」とか「よく連絡を取る」とか、逆に「わざわざ頻繁に連絡を取ることはないけれど、お互いに心配はしていない」といったように本当に4者4様でした。特に、「家族が本当に大好きで何でも話せる」という家族像は私にとってすごく新鮮に映りました。そして、そう思える人間関係ってとても素敵だなと思いました。
家族のあり方はそれぞれだからこそ、血が繋がっていようがいまいが、自分が安心してありのままの自分で居られる場所、生きることを肯定しあえる関係、そんな場所や人を家族と定義したいと私は思います。

おわりに

さて、こんな感じで(?)名前と家族についてお互いに話しましたよ。お互いの人となりがにじみ出る、とても面白い自己紹介メソッドでした。シンプルで何も難しいこともないので、Co-Edo以外でも積極的に使いたいなと思います。

また、今回皆さんの個人的な物語を聞くことで、自分には無かった視点を得られ、そこから思考を巡らせることができました。個人的にとても良いなあと思ったのは、MCAではそれぞれが話すことに対して、否定や、勝手な評価をされることがなく、すべての考えを尊重する空気が常に流れていたことです。Co-Edoのスタッフは年齢も、Co-Edo以外でやっているお仕事も全然違う人たちが集まっています。違うからこそ、お互いを尊重し、良い影響を与えながら一緒にCo-Edoを盛り上げていけたらいいな、と思います。

皆さんも良かったらアイスブレイクに試してみてくださいね!また、ブログを読んでくださった皆さんについてもぜひ聞かせてください。Co-Edoでお話ししましょう〜!




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