2014年1月20日月曜日

あなたがまだ利用したことがない日本一素敵なコワーキングスペースがあります

みなさんこんにちは。
コワーキングスペース茅場町 Co-Edoを運営する田中弘治です。

このブログを読んでいる方はコワーキングスペースについてよくご存知のことでしょう。
日本には200以上ある[要出典]と言われていて、何度か、もしくは何度も利用されているスペースがあるかもしれません。

とはいえこれだけあれば利用したことがないスペースで、とっても素敵なスペースがあっても不思議じゃないですよね。
というわけで、あなたがまだ行ったことがないスペースで、かつ、日本一素敵なコワーキングスペースを見つけましたので、今日はそのお話をしたいなと思います。

利用するコワーキングスペースを判断する基準っていくつかあると思うのですが、某アンケートによると以下の順だそうです。

  1. 立地(最寄り駅など)の良さ
  2. 集まっている人の魅力
  3. 設備等その他
1位2位がだんとつで、3位以下はさほど大きな要因ではないようです。

まあ1は当たり前ですよね。どんなに素敵でも、東京に住むわたしが仙台のコワーキングスペースに行くことはめったにありませんし、なるべくなら便の良いところが良いと思います。
ですから、茅場町とかいう読み方もよくわからないような駅で始めるなんて愚の骨頂ですからね。

で、2位です。
コワーキングスペースですから人の交流というのは重要でしょう。通常の職場で一緒に働く仲間が重要なのと一緒です。
そういう意味ではわたしの運営するコワーキングスペース茅場町 Co-Edoは、日本一素敵なユーザーが集うスペース[要出典]です!?

立地は人によって良いと思う場所が変わるのですが、集まっているひとの魅力というのは普遍的なものだと思います。

というわけで人の魅力というのを中心にご紹介いたしますね。


コワーキングスペース≪アニュ≫

その日本一素敵なコワーキングスペースの名前は「アニュ」といいます。
最寄り駅は、、、知りません(笑)
あなたが行ったことがないように、わたしも行ったことがないのです。

どういうことかって?
はい、今NHK-BSプレミアムで放送されているドラマ「おふこうさん」の舞台が、なななんとコワーキングスペースなのです。

さすがNHKさん。チャレンジングです。

でもBSのドラマなんて・・・って思った方!
下記に記す貫地谷しほりをはじめとした豪華キャストを見てください。とてもコワーキングスペースらしい多種多様なキャストだと思いませんか?

そして注目するべきはそのストーリーです。
不幸を呼びこむという設定の主人公は貫地谷しほりさん演じる千倉つぐみ
上京するやいなや高級外車を事故に見舞わせたり、パーティをぶち壊したりするトラブルメーカー。そこにコワーキングスペースの「個性あふれる」メンバーが絡んで事態はとんでもない方向へ進んでいくという(笑)笑いありそして泣かせるポイントありという良質のコメディになっています。

コワーキングスペースの魅力は、そこに集う方々の魅力です。わたしは、いちコワーキングスペースオーナーとして、コワーキングスペースのことをとてもよく表している登場人物、そして脚本だなあと思いながら見ています。

コワーキングスペース茅場町 Co-Edoに勝るとも劣らない、そのオーナーやメンバーをご紹介しますね。

栄 幸之助(39)コワーキングスペースのオーナー

萩原聖人さん演じるオーナーは、ボンボンという設定なのか高級外車を乗り回す(ただしつぐみのせいで大破する)、とても前向きな好青年。と思ったら39歳なんですね。わたしと同じ年ということで不思議な縁です。共通点多いですね!顔は、、、まあ置いとくとして。

不幸を呼びこむつぐみのサポート役であり、コワーキングスペースのメンバーの良き相談相手です。第2話では彼の助言でメンバーが進路を決めるシーンがあるのですが、あくまでもサポートというかメンバーの決断のアシストをする役目。さりげない。見習いたい(笑)

千倉つぐみ(28)コワーキングスペースの秘書

貫地谷しほりさん演じるつぐみは、田舎で親族を不幸まみれにし就職のため東京に上京してきた女の子。家族と別れるシーンでは痛々しい家族の姿が。(ちなみになにもなさそうな妹さんもさりげなく手に火傷っぽい痕があったりして今後の展開が楽しみです)
初日から東京中を巻き込む大事件を起こすのですが、メンバーの逆境をプラスに変える発想で救われたりします。

大西愛里(25)シングルマザーを支援するフリーランス

木南晴夏さん演じる大西愛里は、アニュのメンバーではもっとも普通の人の立ち位置(ただし第2話まで)。もっとも常識人で、つぐみと対照的です。
女性の働き方を支援する女性の方ってとても多く、そしてコワーキングスペースのような場所がとても合っていると思っているのでコワーキングスペースの特徴をよく表しているなあと思います。

濱崎透(29)フリーランスのヘアメイクアーティスト

お笑い芸人ハライチの澤部佑さんが演じるのは、フリーのヘアメイクアーティスト。「えーそんなひとコワーキングスペースにいるの?」という声が聞こえてきそうですが、コワーキングスペース茅場町 Co-Edoにもヘアメイクアーティストの卵のひとが練習に来たことがありますよ。(ちなみにその方は無事合格しプロになりました)
第2話の主人公。明るい性格ながらなかなか仕事では成果が出せなかったのですが、芸能人のヘアメイクをするというチャンスが巡ってくるというお話。自分では気づかなかった魅力に、周囲のメンバーに気づかせてもらうというお話でもあります。
ひとりで仕事していては決して通ることのない道を見つけられるというのはとてもコワーキングてきですね。

片岡大介(24)若者を社会問題から守るNPO法人「NAKAMA」

永瀬匡さん演じるのはNPO法人で活躍するという片岡大介。まださほど多くの出番はないものの、NPO法人のような社会にたいして何か貢献しようというひとはもしかしたらコワーキングスペースとマッチしているかもしれないなと、彼の役柄を見ていて思いました。
わたしの周囲にもNPO法人絡みのお仕事をしているひとが多いのでそう思うのかもしれませんが。

小金沢銀次(36)どんな怪我でも治る水(笑)を売っている実業家

わたしの大好きな大倉孝二さん演じるのは複数の会社を経営するという「怪しい」ひと(笑)
コワーキングスペースを始めるときにいただいたアドバイスのなかに「怪しい人が来るから云々」というのがあったのを思い出しました(笑)Co-Edoはソフトウェアの開発者が大半で、幸いそのようなひとは無縁ですけど。

とはいえ、わたしがコワーキングスペースを始める前に会った「怪しい人」と比べると、とても普通です。わたしの認識ではガチで怪しい人ってコワーキングスペースが合わないと思っていて、1度2度来ても、雰囲気が合わないから居着かないと思います。

小金沢さんも、オーナーやメンバーからさらっとスルーされることが多く、周囲のひとが扱い方をよく分かっている感じなのも、とてもコワーキングスペースらしい感じ(笑)
第3話以降で彼が主役の回があると良いのですが。

伏山誠治(60)脱サラして探偵事務所をひらいた自称探偵

大御所、伊武雅刀さん演じるのは第1話でつぐみのきっかけでおこるピタゴラスイッチてきな出来事で隠し事が露呈してしまうという悲しい役どころ。
探偵というのはコワーキングスペースらしくないかなと思いましたが、全国にこれだけコワーキングスペースがあれば、何人かいそうですね。

探偵といっても仕事している様子もなく開店休業状態でしょうか。アニュに探偵事務所の看板を持ち込んでいるというのがとてもおもしろい。

次回は第3話(1/21火曜日の夜)

ここまで1話2話と来まして、わたし自身、実は従前の想像以上に面白いため、仕事抜きで楽しみながら見ているのですが、コワーキング界隈でまったく話題になっていません(涙)

NHKオンデマンドで見られますので、必ず今すぐ見てください。そしていますぐ第3話の録画予約を。
とくに「コワーキングスペースを始めようとしている方」はぜひとも見ましょう。コワーキングスペース アニュは、シェアオフィス型のコワーキングスペースという設定だと思います。月額の会員のみが利用できるスタイルで、大阪のオオサカンスペースなどがそのスタイルですね。(一方でコワーキングスペース茅場町 Co-Edoはドロップインという1日利用を中心としたスタイルです)
いきなりこんな素敵なメンバーが集まることはないと思いますが、コワーキングスペース運営の魅力が詰まっていると思います。

また、すでにコワーキングスペースを利用したことがある方、もしくはまだ利用したことがない方も、ぜひ見てください。

ちなみに「アニュ」とはフランス語でありのままを意味するそうです。メンバーそれぞれがひとりひとりはスーパーマンではなくても、ありのままの自分を表現することや人と人が交わることでどんな化学反応が起きるか、とても良く現れたドラマだと思います。

そして身近なコワーキングスペースをぜひ探してみて、いちど足を踏み入れてみてください!

まとめ

コワーキングスペースの魅力を知りたかったら、日本一素敵なコワーキングスペース「アニュ」に行きましょう。

といっても行きたくても行けないので、ぜひCo-Edoへ(笑)
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