2013年1月19日土曜日

翻訳もくもく会 #1 が開催されました

本日、WordPress.comの@naokomcさんが主催する翻訳イベント「翻訳もくもく会」の1回目行われました。

このイベントは、「翻訳を進めたいけどなかなか時間が無い」とか「チャレンジしたいけど何をやったら良いか分からない」という人が多いので、一緒にもくもく翻訳を進めていくこと日を作ろう!という趣旨で開催されています。

「翻訳に使うツールとかを共有する」という目的もあったのですが、第1回目から非常に良い共有ができました。

いきなり冒頭知ったのが http://translate.google.com/toolkit/ というサービス。
複数人で同時にオンラインで編集が行えます。
以前からあるツールだそうですが、機能が向上し、いろいろ使えるレベルには来ているようです。
というわけで早速、みんなで試用してみました。

URLを指定するかファイルをアップロードすると、まずGoogle先生による自動翻訳プラス過去翻訳した内容からより適切な翻訳を提示します。

あとは、翻訳内容を修正していくだけ。

翻訳もくもく会のような複数人でやるイベントの場合、みんなが同時に編集しながら、進捗率を見て「あと少し」というような声を掛け合いながら進めることができますね。

使用上の注意は

  • 文の途中で「別の文」と認識された場合は「次のセグメントと結合」を実施し、文が続いていることを教えてあげる必要がたまにある
  • 原文に「途中で強制改行を入れている文」があると、上記の作業が効かないので、事前に改行を消してあげる必要がある
  • プログラムコードも無理に訳してしまうため、原文のままに戻してあげる必要がある
  • markdownなどの記法があると全角文字に変換されることがある
などです。

ですが、慣れてくると非常にサクサクとすすめていくことができます。

今回は、わたしがすすめる予定だった翻訳を、皆で行いました。

neu.NodeというLife is Beautifulで有名な中島聡さんが公開した iOS 上で Node.js を動かすフレームワークのREADMEです。

READMEを見れば分かりますが、単にiOS上でNode.jsを動かす仕組みを築こうとしているわけではなく、iOS端末同士が単体で通信しあうことで、アプリケーションの新しい形を産みだそうとしていて、そのためのFWです。

今回は翻訳を開始するにあたり、その目指すところをさらっと説明し、どのようなものなのかを何となく掴んでいただいてもらいました。
そうしたことで上述の複数人による翻訳作業は、よりスムーズに行えたのではないかとa思います。

翻訳に慣れた方の手助けを得ながら、圧倒的なスピードで翻訳できました。
活用をお勧めいたします。


さて、次回は2月下旬を予定しています。
オープンソースを中心としたドキュメントの翻訳は非常に重要な作業です。
何か貢献したいという方は、翻訳にチャレンジしてみるというのはいかがでしょう?
きっと英語の力もつくはずです。

それでは第2回で。