2019年5月28日火曜日

コワーキング「バス」という新しいコワーキングの文化

こんにちは。スタッフともりんです。
先日、同じくCo-Edoスタッフのひろなちゃんと一緒に「コワーキングバス」という事業の実証実験に参加してきました。

新たなコワーキングの文化となりそうなこの事業。その魅力をご紹介します。

コワーキングバスって何?

「コワーキングバス」は、東京のコワーキングスペースと、東京から少し離れた場所のコワーキングスペースを繋ぐバスです。
単なる移動手段ということだけではなく、バスの中にWi-Fiが用意されており、移動中も仕事ができる環境が整っているのです。移動するコワーキングスペース。それがコワーキングバスなのです。

コワーキングバスの行き先

過去の実証実験では以下の場所にコワーキングバスで向かっています。
  • 2019年1月 千葉県勝浦市
  • 2019年2月 群馬県下仁田町
  • 2019年3月 山梨県北杜市
  • 2019年5月 茨城県常陸太田市

主に、都内からバスで2時間以内の場所が目安。現地で2時間仕事をし、だいたい夕方18時までに都内に帰って来れるぐらいの距離となっています。

コワーキングバスのスケジュール

コワーキングバスのスケジュールは次のようになっています。
  • 10時     都内のコワーキングスペースに集合&出発
  • 10時〜12時 2時間かけてバスで移動。移動中も仕事ができます
  • 12時     目的地に到着。現地の有名店でランチやプチ観光
  • 13時〜15時 現地のコワーキングスペースで仕事
  • 15時    コワーキングバスに再び乗り込み出発
  • 18時頃   都内のコワーキングスペースに到着、解散

コワーキングバスの運営者は?

コワーキングバスの運営者は、五反田のコワーキングスペース「VACANCY OFFICE GOTANDA(ベイカンシーオフィスゴタンダ)」のオーナーでもある小山さんです。VACANCYはCo-Edoと同時期の2013年にオープン。日本のコワーキング文化を作ってきた場所の1つなのです。

コワーキングバスに乗ってきた

2019年5月20日に行われたコワーキングバスの実証実験に参加してきて、実際のところどうなの?というのを調査してきました。

集合&移動

朝9:30にVACANCYに集合。バスの到着まで、VACANCYを見学させてもらいました。誰とでも仲良くなれちゃいそうな、あったかい空間が魅力的です。



車酔いしやすいということもあり、ひろなちゃんから酔い止めの薬をもらって服用!これで準備はバッチリです。 そしてバスが到着。今回のバスは「アルファード」。6人がゆったりと座れる車内は、椅子がふかふかで快適です。バスに乗り込み、目的地の常陸太田市へと出発です。



車内では、会話が弾みます。初めて会った人同士でも、同じ車に乗って旅をするだけでとっても仲良くなれちゃいます。今回参加した方は、会社を経営している社長さん、有名アニメの監督さんなどなど。いろいろな人と濃く繋がれるのがコワーキングバスの魅力です。

一通り、会話が終わったあとはお仕事タイム。私は原稿執筆の仕事を「音声入力」で行いました。Googleドキュメントの音声入力機能は非常に高性能で、変換間違い、入力間違いなどはかなり少ないのです。この音声入力機能によって、ほとんど下を向くことなく、原稿を書くことができました。

出発から1時間後。トイレ休憩のため、守谷パーキングエリアへ。そこにいたのは・・・ツバメの赤ちゃん! 綺麗な飾りに守られて、インスタ映えするツバメの巣をパシャり。いつもとちょっとだけ違う風景に癒されます。



常陸太田市に到着!

12時すぎ、目的地の常陸太田市に到着しました。駐車場の向かいには、早速歴史を感じる建物が。みんながカメラをかまえます。



こちらの建物の右側で、乃木坂46のPV撮影が行われています。こちらのPVのバス停のシーンです。わかるかな?

この辺りは昔の城下町で、蔵をリノベーションしたおしゃれなお店がたくさん!「スロータウン鯨ヶ丘」というキャッチコピーで、街を盛り上げています。乃木坂がPV撮影に訪れた理由も納得ですね。



ランチは趣のある建物にあるお蕎麦屋さんへ。この辺りは常陸秋そばというお蕎麦がとれるそうです。この「常陸秋そば」は蕎麦通もうなるほどの名品種。いままでに食べたことのない食感と喉越しのお蕎麦を堪能しました。



お昼を食べ終え、コワーキングの時間です。今回は「Cafe+1」でお仕事。この日は定休日だったそうなのですが、お客さんがひっきりなしに訪れ「やってますか?」と入ってきます。地元の人気店なのですね。

こちらのCafe+1のこだわりはなんといってもコーヒー。なんと、コーヒーをいれてから10分で捨ててしまうというこだわりよう。いれたての新鮮なコーヒーをいただきながらお仕事ができました。



そして帰路へ…

15時に仕事を終え、バスに乗り込んで帰ります。が、ここで酔い止めの薬が効いてきたのか、ものすごい眠気に襲われます。「仕事しなきゃ!」と睡魔と戦いながらの帰りみちでした。

コワーキングバスの魅力 まとめ

コワーキングバスの反省点と魅力について。

反省点としては、眠くならない成分の酔い止めを準備しておくこと、ですね。酔い止めの薬を何種類か試して、自分に合ったものを見つけておけばよかったなぁ、と思いました。 仕事も工夫次第では車内でできます。「車内でやる仕事」「到着先でやる仕事」を事前に用意しておくことで、効率はもっと上がったかなと思います。 また、初めての場所だとテンションが上がってしまうので、慣れも重要なポイントかと思いました。お気に入りの場所を決めて、毎回参加すれば平常心で仕事ができそうです。

そして、コワーキングバスの魅力はこちら!!
  • コワーキングスペース以上に濃くいろいろな人と繋がれる
  • 旅行気分を罪悪感なしで味わえ、癒される
  • 東京から近場の穴場観光スポットを気軽に楽しめる


とにかく楽しい、コワーキングバスの旅。これから発展していきそうな予感です。
今後の実証実験の情報はこちらから入手可能。どなたでもコミュニティに参加できます。

▼コワーキングバス 〜働きながら移動しつながる新しいコワーキングのかたち〜 https://coworkingbus.doorkeeper.jp/

働きながら非日常が味わえるコワーキングバスの旅、ぜひ体験してみてくださいね!